車中泊できる日産「セレナ」爆誕! 使い勝手が良すぎる「マルチベッド」とは?

日産の人気ミニバン「セレナ」の2列シートモデルとして、「マルチベッド」が登場しました。3列目シートを取り外してベッドキットを装備した「セレナ マルチベッド」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

ミニバンだけど3列目シートがない「セレナ」登場!

 クルマの多様化や個性化に対応するために、1986年に日産グループ内の特装車開発の機能・人材を集結させた集団である「オーテックジャパン」が創業しました。

車中泊できる日産「セレナ マルチベッド」
車中泊できる日産「セレナ マルチベッド」

 ノーマルと違った個性的をプラスしつつも、ノーマルと同じようにディーラーで購入可能、かつクオリティや保証もシッカリ受けられる「ファクトリーカスタム」という世界を切り開いた先駆者です。

 これまで生まれたさまざまなスペシャルモデルのなかでも、オーテックというとスポーツ系やドレスアップ系のイメージが非常に強いのですが、じつはアウトドアに適したモデルも数多く販売されています。

 古くは1BOXの「キャラバン/ホーミー」や集配用モデルの「アトラスロコ」をベースしたキャンピングカーがラインナップされていましたが、その最新作が「セレナ マルチベット」です。

 セレナ マルチベットは、使用頻度が少ない3列シートを取り外し、さまざまなシーンに合わせてアレンジ可能なベットシステムを搭載。昨今トレンドの車中泊はもちろん、アウトドアで役立つ空間設計を可能にしています。

 なお、このマルチベッド仕様はセレナだけでなく、「NV200バネット マルチベッドワゴン」や「NV350キャラバン トランスポーターベッドシステムバージョン」といったモデルもオーテックジャパンが手掛けています。

 ベットシステム搭載と聞くと、「自分とは縁がない」「ハードルが高い」と思う人もいるかもしれませんが、ノーマルからマルチベッドへの変更は必要最小限で、普段は普通のミニバンとして使えることも大きなポイントとなっています。

 内張りなどに3列シートの名残はありますが、3列目シートが無くなったことでミニバンのラゲッジ性能の高さを再確認。フロアは撥水性に優れ、汚れてもふき取りが可能なロンジューム張りのパネルを採用しています。

 マルチベットを使用しないときには、ベッド用マットはラゲッジスペースに収納でき、空間を上下に分ける収納棚としても使えます。結果的ではあるものの、セレナの特徴のひとつである「デュアルバックドア」の使い勝手もアップしています。

 ベッドを使用するときは、セカンドシートをリクライニングし、ラゲッジアンダーボックスに収納されるベッド用フレームをフロントシート後側に取り付け、ベットマットを並べるだけでOK。

 そこには長さ2150mm、幅1310mmと、大人ふたりがゆったり休むことが可能な、フラットで広々とした空間が生まれます。

 実際に寝てみましたが、150kgの荷重に耐えられる設計になっているので重量級の筆者(山本シンヤ)でもまったく問題なし(笑)。ベッドマットを設置した状態でも室内高は830mmあるので、圧迫感はありません。

 ベットマットは合板とウレタンの組み合わせて適度な硬さになっていますが、実際に使用する際は高反発素材や空気を用いたマットの併用がお勧めでしょう。

【画像】超フルフラット! 車中泊仕様の「セレナ マルチベッド」がスゴイ!(24枚)

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コメント

1件のコメント

  1. 写真を見る限り、ラゲッジ部分のマットのレールに干渉するので2列目シートのリクライニング角度に制限があるように思えるが記事内ではフラットとなっている、前に倒すという意味かもしれないが正確に記載してもらいたいものだ。リクライニングもできない2列シートのミニバンではいまいち。
    あと使用しない際のマットを収納と書いているが3枚積んだらほぼラゲッジ占領してますね。