トヨタのイケメン7人乗りSUV「フォーチュナー」が進化! 2020年8月発売
トヨタの7人乗りSUV「フォーチュナー」がマイナーチェンジし、オーストラリアで2020年8月27日より発売されます。
デザインやエンジンが大きく進化した新型フォーチュナー
トヨタのオーストラリア法人は「フォーチュナー」をマイナーチェンジし、2020年8月27日から発売すると発表しました。
フォーチュナーはトヨタが海外で販売する7人乗りSUVです。現行型は2代目モデルで、オーストラリアでは2015年に導入され、年間平均で約3000台が販売されています。
新型フォーチュナーは外観デザインが変更され、大型化したブラックのフロントグリルやフロントバンパーの下部に装着されたスキッドプレートに加え、シャープな形状のバイビームLEDヘッドライトなどにより、精悍な印象になりました。
上級グレードの「クルセード」には高級なヘッドライトとスタイリッシュな新デザインのテールライトが備わります。
エントリーグレードの「GX」と中間グレードの「GXL」は17インチホイール、クルセードは新しく設計されたフランジ付きスポークデザインの18インチアルミホイールが装着されました。
内装においては、GXおよびGXLはダークグレーのファブリック、クルセードはレザーのアクセントが施されたブラックまたはベージュの2色が用意されています。
また、インパネ中央に配置されたディスプレイは、従来型の7インチから8インチへと大型化するとともに、ボタンで操作する仕様に変更されました。Apple CarPlayやAndroid Auto、MyTOYOTAに対応するほか、音声認識機能も組み込まれています。
計器盤では新しいフォントとメーターリングの外側にサテン仕上げが施され、4.2インチのマルチインフォーメーションディスプレイには、フロントタイヤの切れ角などがDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)の状況が表示されます。
エンジンも刷新され、2.8リッターディーゼルターボエンジンの最高出力は150kW(従来比+20kW)、最大トルクは500Nm(従来比+50Nm)に引き上げられた一方で、燃費は17.3%向上しました。
性能向上は、新開発の可変ノズルベーン機構を採用した大型の水冷式ヘビーデューティーボールベアリングターボチャージャーの採用に加え、エンジンの剛性、冷却、効率を向上させるための対策によるものです。
また、頑丈なフレームなどによりトーイング性能も向上。従来型より300kg増加した、3100kgのけん引能力を誇ります。
ハンドリングは新しい可変流量パワーステアリングポンプの恩恵を受け、高速走行ではよりダイレクトなフィーリングを実現しながら、低速ではより多くのアシストを提供。リアディファレンシャルロックは、オフロード性能を向上させています。
安全装備として、「トヨタセーフティセンス」を搭載。歩行者(昼・夜)と自転車(昼間)を検知するプリクラッシュセーフティシステムやステアリングアシスト付き車線逸脱警報、アクティブクルーズコントロールなどが備わります。
新型フォーチュナーの価格は4万9080豪ドルから6万1410豪ドル、日本円で約374万円から約468万円です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。