小さくたって高級車! 贅沢気分を味わえるプレミアムコンパクト5選
輸入車のプレミアムコンパクトは?
●アウディ「A1 スポーツバック」
フォルクスワーゲングループのプレミアムブランドとして人気の高いアウディですが、同ブランドのエントリーモデルが「A1 スポーツバック」です。
2011年に国内導入された当初は、1.4リッターエンジンを搭載した3ドアハッチバックのみでしたが、翌2012年に5ドアハッチバックボディのA1 スポーツバックが登場しました。
2019年に現行型となる2代目へとフルモデルチェンジ。ヘッドライトの形状などを含むフロント周りのデザインは、現在、アウディに共通する意匠へと変更され、ボディサイズは全長4040mm×全幅1740mm×全高1435mmとなりました。
これに合わせて、搭載されるエンジンは新しい1リッター直列3気筒ターボと1.4リッター直列3気筒ターボの2種類になりましたが、駆動方式がFFなのは初代と同じです。
コンパクトなサイズからは想像もつかない上質な装備を備えているのも、A1スポーツバックの特徴です。
現行型ではアナログメーターを廃止し、新たに高解像度の10.25インチカラーディスプレーを採用。スピードメーターやタコメーター、マップ表示などを切り替えできる、まさにプレミアムな近未来感あるインテリアになっています。
なお、新車価格は294万円から351万円。中古車は、1.4リッターを搭載する初代モデルが中心になりますが、初期型であれば100万円以下から選ぶことができます。
●フォルクスワーゲン「ポロ R-Line」
フォルクスワーゲンはコンパクトカー作りに定評のあるメーカーですが、日本でも人気の高いモデルが「ポロ」です。
現在では、ポロよりもコンパクトな「up!」がありますが、もともとはVWのエントリーモデルとして、1975年に初代がデビュー。現行型は2018年に登場した6代目です。
ポロはアウディ「A1」と基本コンポーネンツを共有していますが、プレミアムコンパクトとして完成されたA1に対して、ポロに高級感を付与したモデルとしてリリースされたのが、2019年に登場した「ポロ R-Line」というスペシャルモデルです。
ポロのベースグレードである「TSI トレンドライン」は、全長4060mm×全幅1750mm×全高1450mmというサイズに1リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載する一方、ポロ R-Lineはプレミアムコンパクトと呼ぶにふさわしい装備と性能を手に入れました。
150馬力を誇る1.5リッターターボエンジン「TSI Evo」を搭載し、17インチの専用アルミホイールと電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」を装備。
さらに専用のエアロパーツでドレスアップされており、まるでアウディの「Sライン」のようなメーカー純正コンプリートモデルになっております。
また、大型セダンの「パサート」や「アルテオン」と同じ「MQB」プラットフォームを採用し、見た目以上の広さと快適性ある居住空間を実現しています。
2019年に追加されたモデルだけあって、中古車相場は240万円から280万円台とまだまだ高値で推移中ですが、新車価格が334万円からということを考えると、お求めやすくなっているといえます。
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「大は小を兼ねる」といいますが、プレミアムコンパクトは「小でも大並みの満足感が得られる」稀有な存在です。
経済性が優れる点においても、プレミアムコンパクトは注目のジャンルといえるのではないでしょうか。
昔は5ナンバーのクラウンやセドリックが存在したわけで、車に限らず一目惚れした衝動買いに高級って宿るんじゃないかな?
自分はブルーバードのGLとか最近ならシルフィとか、ティーダも小さな高級車だと思うけどね、レクサスだってESよりはカムリならマシな高級車だと思うよ。