流行りのSUVの新定番? 車体色に「くすみカラー」が人気な理由とは
軽SUVでもアースカラーが人気
クルマを手放すときの査定基準では、白系の買取価格が高くなることが多いとされますが、それでもSUVを選ぶユーザーは個性的なボディカラーを好む傾向が強いようです。
この傾向は、ダイハツが2020年6月に発売した軽クロスオーバーSUV「タフト」でも見られます。
新型タフトの発売1か月の販売実績は約1万8000台と、月間目標の4.5倍を達成し、早くもヒットモデルになっています。
この新型タフトのボディカラーで人気なのは、新色として設定された「レイクブルーメタリック」、「フォレストカーキメタリック」、「サンドベージュメタリック」の3色です。
新型タフトでは、大地や植物など自然物をイメージした緑色の「フォレストカーキメタリック」や茶色の「サンドベージュメタリック」やといったアースカラーを採用するとともに、アウトドアレジャーに似合う色として、くすんだブルーの「レイクブルーメタリック」が設定されました。
ダイハツは「アウトドアでタフトを使われるお客さまが多いということを想定したボディカラーで、レイクブルーメタリックなどのアースカラーが人気」と説明しています。
さらにホンダでは、「フリード/フリード+」に「シーグラスブルー・パール」、「フィット」に「サーフブルー」といったソリッド系の水色を設定。とくにフィットのサーフブルーは、SUVテイストを盛り込んだ「クロスター」グレードの専用カラーとなっています。
フリードやフィットの水色が海をイメージしているところは、XVやタフトとは少し異なるといえますが、ユーザーからは「きれいな優しい色味」や「落ち着いた色」といった声が聞かれるなど好評を得ているようです。
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SUVと一言でいっても、ラグジュアリー志向のモデルや、アウトドア志向のモデルなど、さまざまなジャンルに分かれています。
XVやRAV4、タフトなど、アウトドア系の遊び心あふれるモデルは多くのボディカラーをラインナップしていることが特徴のひとつです。
多様化するユーザーのニーズに応えられるように豊富なボディカラーを揃えていますが、昨今注目されるくすんだ水色のボディカラーは、オン・オフどちらもこなせるうえに、ほかと被らない個性的を主張するボディカラーであることが人気の理由だといえます。
目に優しい色だからでしょ、光沢ばかりでは疲れる