トヨタの最強SUV「ランドクルーザー」の特別モデルに3列シートを設定
トヨタが北米で販売する「ランドクルーザー 2021年モデル」のヘリテージエディションに、3列シートがオプションとして設定されます。ヘリテージエディションとは、どのようなモデルなのでしょうか。
60年以上に渡って進化してきたランドクルーザー
北米トヨタは、「ランドクルーザー 2021年モデル」のヘリテージエディションを発表しました。
ヘリテージエディションは、ランドクルーザーが60年以上に渡って進化してきたことに敬意を表して設定された特別モデルです。
2019年に発売された2020年モデルのヘリテージエディションは、2列シートのみの設定で荷室容量を拡大しましたが、今回発売される2021年モデルでは3列シートがオプション設定されました。
ヘリテージエディション 2021年モデルには、「ミッドナイトブラックメタリック」と「ブリザードパール」に加えて、「クラシックシルバーメタリック」と「マグネティックグレーメタリック」の2色が新たに追加されます。
ブラックを基調としたグリルやブロンズのBBS製18インチアルミホイールに加え、センターキャップには「TOYOTA」の文字をあしらいました。さらにランドクルーザーのエクステリアバッジには、ヴィンテージスタイルのバッジを採用しています。
内装は2020年モデルのヘリテージエディションと同様で、ブラックのレザートリムを施した専用装備としました。
ステアリングホイールやドアトリム、センタースタック、コンソール、シートなどのキャビン全体に施されたコントラストステッチは、ブロンズのホイールカラーを継承。
全天候型のフロアマット(樹脂製フロアマット)やラゲッジカーペットを採用しているため、外出先でも安心して楽しむことができます。
2021年モデルのパワートレインは、381馬力を発生する5.7リッターV型8気筒エンジンを搭載。8速ATは、トルセン製リミテッドスリップロック式センターディファレンシャルと低レンジの2速トランスファーケースを採用したフルタイム4WDシステムと組み合わされています。
安全装備では、ランドクルーザー全車に「トヨタセーフティセンス P(TSS-P)」が標準装備されています。
ミリ波レーダーと単眼カメラセンサーを用いて先行歩行者や先行車両を検知し、必要に応じて自動的にブレーキをかけることで、特定の状況下での衝突を軽減または回避。
このシステムには、レーンディパーチャーアラートやダイナミックレーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームが含まれています。
さらに、TSS-Pのほか、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも装備されました。
3列シートのヘリテージエディション 2021年モデルの価格は8万5815ドル、日本円で約909万円。2020年9月に発売される予定です。
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