あとは「ヤリス」に託した! と思いきや2020年上半期に1万台以上売れる「ヴィッツ」の底力とは
ヴィッツに託された「ヤリス」の販売動向も順調傾向?
コンパクトカーの革命児として君臨していたヴィッツは、20年に渡る歴史に終止符をうち、2020年2月のフルモデルチェンジによって新型ヤリスへと生まれ変わりました。
これまで、ヴィッツが築いてきた歴史を継承し、新生代のコンパクトカーとしてスタートダッシュを切るヤリスの販売動向はどうなっているのでしょうか。
2020年上半期のヤリスの販売台数は、4万8129台を誇っており、ライバルのホンダ「フィット」に次いで4番目に売れています。
4月から5月の時点では、フィットを抜いて月間販売台数首位を誇りました。ヴィッツ時代にも2008年8月に首位を獲得しており、約14年ぶりの回帰となります。
また、前出したトヨタ販売店の担当者によると、「ゴールデンウィーク期間の注文が殺到しており、納車(登録)は8月から9月になるため、今後も大幅に数字も変動すると考えられます」と答えました。
しかし、ヴィッツをはじめとするコンパクトカーは、個人だけでなく法人からも数多く受注されているケースが多いため、その割合も気になるところです。
これについて、トヨタ販売店によると、6月から7月時点の販売台数においては、個人ユーザーが9割、法人ユーザー1割であるといいます。
また、ヤリス購入者の大半は、60代の高齢者が多く、燃費性能や安全性への配慮から、比較的高い年齢の人に選ばれています。
このように、ヴィッツからヤリスへと生まれ変わったいま、その販売も順調に伸び続けていることが分かります。また、法人だけでなく個人ユーザーからの支持も高いため、今後のさらなる動向に目が離せません。
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