オラオラ顔が大成功!? デリカD:5が三菱トップの存在になった訳
なぜガソリン車は販売終了に?
2019年2月におこなわれたデリカD:5のビッグマイナーチェンジはディーゼル車のみとなり、ガソリン車モデルは旧型のラインナップとして販売を継続していました。

しかし、先述のとおり2019年末にガソリン車モデルの生産が終了し、現在はディーゼル車のみとなっています。なぜ、ガソリン車を廃止してディーゼル車のみになったのでしょうか。
ビッグマイナーチェンジ後もガソリン車が継続販売された背景には、ディーゼル車の車両価格が高かったことがあげられます。
また、ディーゼル車のオラオラ顔が酷評を受けたこともあり、マイナーチェンジを受けていないガソリン車のデザインを好むユーザーが多かったことも理由のひとつとされています。
しかし、ビッグマイナーチェンジ後は、内装や安全装備の一新に加え、ディーゼル車のリセールバリューが高いことも手伝って、旧型モデルとの販売実績に大きな差を付けます。
その結果、デリカD:5を購入するユーザーの約8割がディーゼル仕様を選ぶこととなり、ガソリン車の生産終了へと繋がっていきました。
ただ、販売店スタッフによると、ガソリン車の生産終了が発表されて以降、あえてガソリン車の在庫分を購入するユーザーもいるようです。
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現行モデルが登場以来、10年以上が経過するデリカD:5ですが、三菱車のなかでは好調な販売台数を誇っています。
2019年2月のビッグマイナーチェンジにより、これまでの良さを残しながら乗り味が進化したことで、より幅広いユーザーから注目を集めていることもわかりました。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。































