ついに「ハマー」が1000馬力のハイパーSUVで復活! ピュアEVで2021年秋に生産開始へ
米ゼネラルモーターズの一部門であるGMCは2020年7月29日、ワールドプレミアが延期されていたフルEV「ハマーEV」が今秋後半にデビューし、2021年秋から生産を開始することを発表した。
ピックアップトラックとSUVの2タイプのボディ形状
米ゼネラルモーターズの一部門であるGMCは2020年7月29日、ワールドプレミアが延期されていたフルEV「ハマーEV」が今秋後半に初公開され、2021年秋から生産を開始することを発表した。
ハマーEVは2020年2月に登場が予告されたモデルで、予定では2020年5月20日にワールドプレミアされる予定だったが、COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大の影響で、その公開日が延期されていた。
今回は、同時にハマーEVの最新映像も公開されている。いままでフロントグリルの画像しか発表されていないが、この映像にはデザイナーが制作したクレイモデルや開発中の車両も映っている。
さらに公開された映像では、シルエットだけだが荷室を持つピックアップトラックタイプと、5ドアのSUVスタイルの2種類のボディタイプが存在することが確認できる。
ハマーEVはこれまで、2020年2月にフロントグリル、4月には上空からの走行映像、5月には着脱式オープンループの画像が発表され、今回で4度目のティザー映像となる。
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ハマーは、1992年に登場した軍用4WD車「ハンヴィー」の民間仕様モデル。1999年にGMから発売され、「ハマーH1」となった。
2002年にはシボレー「タホ」をベースとしたフルサイズSUV「ハマーH2」にモデルチェンジ。日本でも販売された。またシボレー「コロラド」をベースにした「ハマーH3」も2006年に登場している。
その後、ハマーブランドは消滅、今回電気自動車として復活することになった。
ハマーEVの詳細はまだ明らかになっていないが、フル電気自動車(ピュアEV)でトータル出力は1000馬力、最大トルクは11500lb-ft(約15591Nm)を発生、0−96mph(約100km/h)加速は3秒と発表されている。
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