日産と三菱がEVの新型軽自動車を共同開発へ! 生産体制構築に約80億円投資
三菱は、日産と共同開発する新型軽EVの製造工場となる水島製作所において、約80億円の設備投資をおこなうと発表しました。
新型軽EVを日産・三菱で共同開発
三菱は、岡山県倉敷市の水島製作所において、新型の軽電気自動車(軽EV)を生産するための設備投資を2020年8月より開始すると発表しました。
新型軽EVの製造は、日産「デイズ」「デイズルークス」、三菱「eKワゴン」「eKスペース」といった軽自動車を生産する水島製作所でおこなわれることになります。
今回の投資規模は総額約80億円にのぼるとされており、新たに採用する駆動用バッテリーの組立設備および検査設備の新設。
駆動用バッテリーケースの内製化に伴うプレス・溶接組立・塗装設備の増設、EVプラットフォーム製造に対応するためのライン増設などが予定されています。
なお、投資額の一部は日産も負担するほか、岡山県の補助金も活用しながら、生産体制を整えていくとしています。
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三菱は、軽自動車のEVとして「i-MiEV」を販売していましたが、同車は2018年4月の一部改良で全長が拡大し、軽自動車から登録車へ変更されました。
日産は、量産EVとしてもっとも売れている「リーフ」や、SUVのEVとして新型「アリア」を発表するなど、電動化技術の豊富なノウハウを持っています。
両社ともEVを手掛けており、新型軽EVについては、日産と三菱で共同開発が検討されているといいます。
また、日産は、2019年の東京モーターショーで、軽EVのコンセプトカーとして「IMk」を初公開。
三菱と共同開発する新型軽EVがこのIMkの市販版なのかどうか、今後の動向が注目されます。
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