スズキ小型SUV「S-CROSS」にハイブリッド仕様が登場! 販売拡大は国内に波及するか!?
スズキの子会社であるマルチ・スズキは、インドでコンパクトSUV「S-CROSS」(日本名:SX4 S-CROSS)のハイブリッド仕様の先行予約を受け付けると発表しました。
1.5リッターガソリン+モーターのハイブリッドシステムを搭載
スズキのインドにおける子会社のマルチ・スズキは、コンパクトSUV「S-CROSS」(日本名:SX4 S-CROSS)にハイブリッド仕様を設定すると、2020年7月24日に発表しました。現在、マルチ・スズキは先行予約を受け付けています。
今回インド市場で発表されたモデルは、1.5リッターガソリンエンジンにモーターが組み合わされた「スマートハイブリッド」仕様となります。
ハイブリッドシステムのバッテリーにはリチウムイオンを採用。また、新型のインフォテインメントシステムも採用されるということです。
S-CROSSはスズキがグローバルに展開するコンパクトSUVで、前述のとおりインドではS-CROSS、日本や欧州などではSX4 S-CROSSとして展開されています。また、製造拠点もハンガリーとインドがあります。
また、欧州ではインドに先行してSX4 S-CROSSのハイブリッド仕様を展開していますが、欧州のハイブリッド仕様では1.4リッターのブースタージェット(直噴ターボ)エンジンにモーターが組み合わされるなど、インドの仕様とハイブリッドシステムの構成が異なります。
日本でラインナップされるSX4 S-CROSSは、ハンガリーで生産される逆輸入車となりますが、パワートレインは1.6リッターガソリンのみで、ハイブリッド仕様の設定はありません。
現状、日本向けのSX4 S-CROSSはハイブリッド仕様がないうえ、一部の販売店では2020年6月末でオーダーストップしているなど、今後の販売動向に変化があることも予想されます。
また、近年は日産がタイ生産の小型SUV「キックス」を逆輸入車として日本で販売するなど、海外で生産された日本メーカーのハイブリッド車を輸入して販売する動きも出てきています。
前述のとおり、これまでの日本向けのSX4 S-CROSSはハンガリー製ですが、今後日本向けのSX4 S-CROSS ハイブリッド仕様の登場はあり得るのか、そして仮に導入された場合にはハンガリー製か、あるいはインド製となるのか、注目されます。
日産がタイ生産の小型SUV「キックス」を逆輸入車?
逆輸入の意味分かってる
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