トヨタ「ハイラックス」をカーボンで過激にカスタム!? 超スポーティ仕様が登場
トヨタ「ハイラックス」をスポーティにカスタムした仕様が、バンコクモーターショー2020に出展されました。イエローのボディとカーボンパーツのコントラストが眩しい1台です。
カーボンパーツで精悍な雰囲気となった「ハイラックス」
トヨタのタイ法人は、2020年7月15日から26日までの日程でタイのバンコクで開催されているバンコクモーターショー2020に出展しており、同社がタイで展開するさまざまな車種を展示しています。
今回、数ある展示車のなかでとくに目を惹いたのは、大胆にカスタムされた黄色い「ハイラックス」です。いったいどんなモデルなのでしょうか。
ハイラックスは、日本国内においては新車販売される唯一のピックアップトラックという立ち位置ですが、海外市場でグローバルに販売されるモデルでもあります。
タイにおいて、現行モデルの8代目は「Revo(レボ)」のサブネームが付与され、2ドアのみ設定される「ハイラックス レボ スタンダードキャブ」、4ドア(後部ドアが観音開きの「スマートキャブ」と完全な4ドアの「ダブルキャブ」)の「ハイラックス レボ Zエディション」。
Zエディションより装備が充実した「ハイラックス レボ プルーナー 4×4」、ブラックのオーバーフェンダーをはじめとしたカスタムパーツで迫力が増した「ハイラックス レボ ロッコ」の4モデルが設定されています。
そんななか、バンコクモーターショー2020に出展された前述の黄色いハイラックスは、Zエディションのダブルキャブ仕様をベースとした「ハイラックス レボ Zエディション レーシングマニアコンセプト」(以下、ハイラックス レーシングマニアコンセプト)というモデルです。
現地のパーツショップ「PSP」のパーツが随所に取り入れられたハイラックス レーシングマニアコンセプトは、マットなイエローに塗装され、そのうえでボンネットをはじめ各所にカーボンパーツが取り入れられました。
ローダウンも施され、ノーマルのハイラックスのイメージを雰囲気がガラリと変わっています。また、内装も前席シートの換装をはじめ手が加えられました。
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2020年7月現在、日本市場では標準モデルのほかに、ハイラックス レボ ロッコの外観に近い特別仕様車「Z“ブラック ラリーエディション”」が発売されており、標準モデルとあわせてピックアップトラックファンから注目を集めています。
そして、2020年1月には、トヨタモビリティ東京など国内のトヨタ系販売会社が独自で展開する特別モデルとして、トヨタのスポーティブランド「GR」をイメージさせる「GRGハイラックス」が登場。
このように、ハイラックスはメーカーや販売店からも、さまざまなスタイルの提案がおこなわれています。
販売台数の多いカテゴリのクルマとは違う、ニッチな市場ではあるものの、今後もクルマ好きにとって目が離せないようなスタイルが提案されることが期待されます。
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