トヨタ新型「カローラクロス」爆誕!? 新型「ヤリスクロス」とは何が違うのか
カローラクロス&ヤリスクロスのパワートレインはどう違う?
タイで発表された新型カローラクロスのパワートレインは、1.8リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドを設定し、日本で販売されるカローラ(セダン)/カローラツーリング(ワゴン)と同様の仕様と見られます。
なお、日本のカローラシリーズには1.2リッターガソリン、欧州向けのカローラシリーズには2リッターハイブリッドが用意されていることから、今後導入される国や地域によっては異なる可能性もあります。
駆動方式では、新型カローラクロスは2WD(FF)のみの設定ですが、日本のカローラシリーズの駆動方式は2WDのほかに、セダンとワゴンのハイブリッドモデルには電気式4WDシステムの「E-Four」、カローラスポーツのターボモデルには4WDが設定されており、これも導入される場所により異なるかもしれません。
一方のヤリスに搭載される1.5リッター直列3気筒エンジンのガソリン車(2WD/4WD)と、同エンジンにハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド車(2WD/E-Four)をラインナップ。
さらに、高い走破性を可能とする「AWD-i intelligent」を設定することで、通常時は前輪で駆動するものの加速時には後輪にトルクを配分、そして悪路などでは全輪で駆動します。
新型カローラクロスの安全装備は、タイ仕様のハイブリッドHighグレードに「トヨタセーフティセンス」を標準装備。タイ仕様のハイブリッドHigh/Midグレードには「ブラインドスポットモニター」「リヤクロストラフィックアラート」を搭載しています。
室内空間は、見晴らしの良い空間と充分なヘッドクリアランスを確保。子どもを抱えて乗り降りすることを想定し、後席のドア開口部を広くすることで乗降性を向上させるとともに、ラゲッジスペースはクラストップレベルの487リッターを実現しました。
また、リアバンパーに足をかざすことで開閉可能なパワーバックドアなど、あらゆるユーザーのニーズとライフスタイルにマッチする使い勝手を実現。
一方の新型ヤリスクロスの安全性や快適性では、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用。カローラクロス同様に、手がふさがっていてもリアゲートが開閉できるパワーバックドアを採用しています。
ラゲッジスペースは、調節可能なデッキやトランク下の収納スペースの活用によって、自由な使い方が可能です。さらに、デッキボード自体をふたつに分割できるほか、トランク内にはフレックスベルトシステムも装備。さらに折りたたみ式後部座席システムは、3分割(40:20:40)が可能です。
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トヨタが日本で展開するSUVラインナップは、新型ヤリスクロスをはじめ、前述のライズやC-HR、「RAV4」や2020年6月17日に発売された「ハリアー」、「ランドクルーザープラド」、「ランドクルーザー」など大小かつ用途もさまざまなモデルが用意されています。
そのため、新型カローラクロスが日本に導入されるかは未定です。
ユーザーのニーズは年々細分化されているものの、トヨタは今後の国内ラインナップを減らしていく方針をすでに明かしていることから、カローラクロスが導入されとしたら、代わりに何かしらのラインナップが消えることがあるのかもしれません。
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