一見オヤジセダンだけどエンジンがスゴいんです! 高性能1.6リッターセダン3選
シリーズ最後に登場したスポーツセダンとは!?
●日産「サニー VZ-R」
1966年に発売された日産初代「サニー」は、同社を代表する大衆車として、日本におけるマイカーの普及に大いに貢献したモデルです。
2代目以降は高性能グレードが設定され、モータースポーツでも活躍し、サニーは若者からも支持されるようになります。
そして代を重ね、1998年に発売された9代目には、短い期間だけスポーティグレードの「VZ-R」がラインナップされていました。
VZ-Rのエンジンは名機「SR型」のひとつで、最高出力175馬力を7800rpmで発揮する1.6リッター直列4気筒DOHCを搭載。組み合わされたトランスミッションは5速MTのみです。
カローラ GTと同様に、外観はほかのグレードとほとんど変わりなく、VZ-Rの識別方法はリアのエンブレムと、195/55R15のタイヤくらいでした。
2000年のマイナーチェンジで大幅なグレードの整理がおこなわれ、VZ-Rの販売は終了。わずか2年の販売だったため、いまでは非常に希少なモデルです。
なお、2004年に9代目をもってサニーは生産を終了。38年という長い歴史に幕を閉じました。
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かつてセダンは、パーソナルカーやファミリーカーとして活躍していましたが、いまではSUVやミニバンに取って代わられました。
一方、欧米ではまだまだ人気があり、コンパクトなモデルからプレステージクラスまで、豊富なラインナップから選べます。
しかし、近年は海外でもSUVの人気が高くなっており、すでにステーションワゴンは減少傾向にあります。近い将来には、ステーションワゴンだけでなくセダンも減ってしまうかもしれません。
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