まもなく日本にやってくる! VW「Tロック」はコンパクトSUV市場に旋風を巻き起こすか
TロックカブリオレやTロックRの導入時期は未定
車両価格は未定だが、弟分であるTクロスの「TSI 1st」が299万9000円、「TSI 1st Plus」が335万9000円で、ティグアンのベースグレード「TSIコンフォートライン」が403万9000円、ディーゼル+4WDの「TDI 4モーション ハイライン」が514万円ということを考えると、Tロックの車両価格は、日本では350万円あたりからのスタートになるのではないだろうか。
また4WDの4モーションがラインナップされた場合、400万円台なかばになると予想される。
その車両価格になると、いま受注が絶好調のトヨタ新型「ハリアー」もライバルになってくる。
ハリアーは全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmと、ティグアンよりも240mmも長い全長のため、ティグアンの弟分となるTロックとは車格が異なるが、ハリアーのエントリーモデル「Sガソリン 2WD」の車両価格は299万円、売れ筋モデルになりそうな「Sハイブリッド 2WD」が358万円なので、価格的にはTロックは競合するはずだ。
ただし、Tロックと新型ハリアーを比較すると、全長が510mmも異なっているから、新型ハリアーとTロックで購入を悩む人は、現実的にはほとんどいないだろう。
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Tロックには、欧州ではすでにバリエーションモデルも登場している。
「Tロック カブリオレ」は2019年8月に欧州で発表されたソフトトップを持つオープンモデルで、現行VW車としては唯一のカブリオレだ。2ドアとなり、乗車定員は4名。ソフトトップの開閉は約12秒でおこなうことが可能だ。
「TロックR」は、2019年2月に欧州で発表された。300ps・400Nmを発生する2リッターターボエンジンを搭載した、Tロックのスポーツモデルで、7速DSGが組み合わされ、4WDの4MOTIONとなる。0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(リミッター)というパフォーマンスを誇る。
Tロックカブリオレ、TロックRともに、日本への導入は未定だ。
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