新感覚の走り!? 日産新型キックスはリニアなSUV プロも驚く実力とは
日産が10年ぶりに投入する新規車「キックス」。専用e-POWERを搭載するといいますが、従来のe-POWERモデルとどのような違いがあるのでしょうか。
新型キックス専用のe-POWERの実力は?
2020年6月24日に発表された日産の新型「キックス」ですが、同社の「ノート」や「セレナ」に搭載される電動パワートレインのe-POWERを搭載する初のSUVです。新型キックス専用にチューニングされたe-POWERの実力とは、どのようなものなのでしょうか。
2020年5月15日にタイで世界初公開された新型キックスは、日産として初となる海外生産のe-POWERモデルかつSUVとなり、これまでe-POWER車のラインナップはコンパクトカーのノートとミニバンのセレナでした。
今回の新型キックスでは、キックス専用にチューニングされたe-POWERを搭載することで、さらなる進化を遂げています。
搭載するパワートレインは 発電用エンジンとして1.2リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載し、129馬力のモーターを動力とする2WD(FF)モデルです。
セレナe-POWERの136馬力よりは控えめなものの、ノートe-POWERの109馬力よりは力強いというのがキックスに搭載されるe-POWERとなり、ガソリンで発電し、電気で走るため電気自動車のような走りかつ2リッターターボ並の加速性やレスポンスを味わえます。
また、新型キックスでは発電用エンジン制御の最適化に加え、エンジンの作動時間を短縮。これによりエンジン始動時の騒音や振動を低減し、快適な車内を実現しました。
さらに、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速まで意のままにおこなうことができるワンペダル感覚の新しいドライビングを可能にしています。
新型キックスには、3つのドライブモード「NORMAL(B)/ECO/S(Smart)」を設定。高速道路などの速度域が高い場合はノーマル、住宅街などの市街地や渋滞時などではエコ、山道や高速時の追い越し時ではスマートを使用することで、減速力/加速レスポンスを使い分けることが可能です。
とくに、スマートとエコではアクセルペダルを戻すだけでノーマルに対して強く減速するため、加減速が必要なシーンでアクセル・ブレーキペダルの踏み替え回数を減らし、ドライバーの運転をサポートします。
また、電気で走るe-POWERならではの特徴として、早朝や深夜などで静かに走行したい場合に便利な「マナーモード」や、スイッチを押して「チャージモード」で充電し、必要に応じて「マナーモード」に切り替えることで発電用エンジンの作動が極力抑えることが可能です。
新型キックスの走りについて、SUPER GT日産系チーム エグゼクティブ・アドバイザーのミハエル・クルム氏は次のようにコメントしています。
「信号待ちからのスタートダッシュは非常にパワフルですね。スムーズに時速100キロでます。追い越しもスムーズです。
街中などの時速50キロ以下では、すごく静かですね。ワインディングロードでもアクセルをオフにするだけでクルマをコントロール出来てスゴい楽しいです」
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新型キックスでは、e-POWER以外の部分でもさまざまな燃費向上技術を搭載して低燃費も実現。WLTCモード燃費では21.6km/Lとなっており、走りと低燃費を実現したモデルのようです。
はっきり言ってカッコ悪い。
チープなデザイン
MAZDAのcx30の方が100万倍カッコいい。