スズキ「ハスラー」に影響無し!? 新型「タフト」登場でユーザーの評価はどうだった?

タフトには無い強みを持つハスラー

 ハスラーにはタフトにはない強みがあるとスズキ販売店スタッフは話しています。

「タフトの発売前は、ハスラーとタフトの購入で悩まれているお客さまもいらっしゃいましたが、ハスラーには全車種にマイルドハイブリッドが搭載され、燃費の面で優れています。

 また、モデルチェンジによって後退時のブレーキサポートやクルーズコントロールが装備されたことで、帰省や旅行での安全性能が大幅に高まっています。

 ナビや助手席のコンソールのデザインも、長距離ドライブでも飽きがこないとお客さまからご好評いただいています」

ハスラーは助手席のダッシュボードパネルは開くとテーブルとしても使える
ハスラーは助手席のダッシュボードパネルは開くとテーブルとしても使える

 実際にエントリーグレード同士の燃費を比べてみると、タフトのXグレード(2WD)では、WLTCモード燃費で20.5km/Lですが、ハスラーのHYBRID GではWLTCモード燃費で25km/Lと、約5km/Lの差があり、安全装備では、ハスラーは全車種に後退時ブレーキサポートが標準装備となっています。

 また、タフトとハスラーにはどちらも後方誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロール(AAC)が設定されていますが、ハスラーではオプションとして全方位モニター用カメラも用意されており、選択肢が広くなっています。

 内装では、どちらも9インチディスプレイを備え、タフトはシフトレバーと左右のエアコン吹出口。ハスラーは運転席メーターパネル、ナビパネル、助手席小物入れのパネルに、それぞれ専用カラーリングによる加飾がされています。

 ハスラーでは助手席のダッシュボードパネルが手前に展開されテーブルとして使えるなど、工夫のある使い方が出来るのもポイントです。

※ ※ ※

 2代目となったハスラーは、2014年に登場した初代モデルの丸みを帯びたデザインから、より四角くシャープなエクステリアに刷新され、初代よりも安全性能を充実させています。

 ハスラーのデザインについて、スズキの販売店スタッフは「女性やお年寄りからも人気が高いです」と話し、個性的な外観が幅広い世代に受け入れられていることが伺えます。

 軽自動車SUVにタフトという新型車種が加わりましたが、ハスラーはモデルチェンジによってデザインを変え成熟させ、さらに安全性能などを向上させました。

 今後、販売店にタフトの試乗車が配備され、実際に2台を乗り比べたユーザーの評価に注目が集まります。

スズキ ハスラーの詳細を見る

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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