なぜ子育て世代向けの駐車場が誕生? 駐車場の新ブランド「ディーミッケ」の狙いとは

子育て世代向けの駐車場の今後は?

 ディーミッケの大きな特徴は、持ち味である「幅広の駐車スペース」と「子どもが喜ぶデザイン」が、両立している点です。

 例えば、3.6mの駐車スペースには、左右どちらかにクルマが偏らないよう、動物の足跡による補助ラインが設定されています。

 安全で使いやすい駐車場としての機能面を追求するだけでなく、家族みんなで気持ちが明るくなるような空間が造り出されており、子どもが喜ぶテイストを意識したデザイン面の工夫は、一般的な駐車場との差別化を図っている様子も伺えます。

 今後はどのようにサービスを拡大していくのでしょうか。前出の担当者は、以下のように話します。

「地域特性をふまえながら、順次全国への展開も検討しています。

 キャパシティや、土地を貸していただくオーナー様のご意向など、条件に制限はありますが、子育て世代向け駐車場として、その数も増やしていければと思います。

 ただし、次はどこに設計するなど、具体的な場所について現段階では未定です」

左右に寄せすぎないように書かれた動物の足跡
左右に寄せすぎないように書かれた動物の足跡

 今後は、大和ハウスパーキングとコンビが共同で、チャイルドシートの正しい装着方法など、クルマと子どもに関するイベントを開催する予定だといいます。

 クルマ移動の多い子育て世代にとって、利便性の高い駐車場は外せないポイントになります。

 ディーミッケは、その利便性はもちろんのこと、家族みんなの気持ちが明るくなるような空間をできるよう、細やかな配慮が行き届いた駐車場になっているようです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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