クルマのバッテリーはなぜ種類がバラバラ!? アイドリングストップ車用が特別な理由とは
アイドリングストップ車のバッテリーは大きく違う
そして、機能が大きく違うのがアイドリングストップ車用のバッテリーです。
エンジンをかける動作が従来のクルマに比べて格段に多いため、何度もセルモーターを回すことに対応した強力なバッテリーとなり、内部構造も違ったものになっていることがあります。
電圧に違いはなく、形状にも大きな違いはありませんが、バッテリーの型番が従来の「55B20L」のような番号ではなく、新たにアイドリングストップ車用として「M-42」や「Q-85」のような形式が付いています。
また、輸入車ではAGMまたはEFBバッテリーなど充放電能力を高めたものが指定されています。
アイドリングストップ車でのバッテリーが置かれる状況について、メーカーに聞いたところ「アイドリングストップ車ではエンジンの始動を繰り返すだけでなく、エンジン停止中にも電装品に電力を供給しているため電力不足になりがち」とし、アイドリングストップ対応バッテリーは「放電した状態での耐久性を向上させている。バッテリーの寿命までアイドリングストップ車の性能を引き出している」と説明しています。
また、アイドリングストップ車に普通のバッテリーを装着できた場合、新品時は動作します。しかし、販売店では次のように説明します。
「早く劣化するのはもちろんですが、大きな問題は保証です。通常は2年保証が付いていますが、通常のバッテリーをアイドリングストップ車に使うと保証がなくなり、劣化したら終わりです。
アイドリングストップ車にアイドリングストップ車用のバッテリーを使えば保証がありますので安心して使っていただけます。意図的にアイドリングストップ機能を切って使っていても保証がなくなるのは同じです」
なお、通常のクルマにアイドリングストップ車用のバッテリーを使うこと自体は問題ないとされており、例えば配達車のようにアイドリングストップ以上に多くセルモーターを回すような使い方にも適しているほか、通常車に使うとバッテリーの寿命が飛躍的に向上するとしているバッテリーメーカーもあります。
そして、気になる価格ですが、例えば仕様によってアイドリングストップの有無が異なるスズキ「アルト」の場合、適合表によればアイドリングストップ車では「K-42R」ですが、アイドリングストップでない場合は「38B19R」です。
バッテリーの価格は販売店や装着作業の有無などによって大きく変化しますが、バッテリー単体をネット通販で購入すると「K-42R」は7000円前後からと高価ですが、「38B19R」相当である「40B19R」では3000円を少し超える程度で購入できます。
しかし、前述の保証のことを考えれば無理に通常バッテリーを使うことは低コストになるとはいえないようです。
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バッテリーはクルマのメカニズムによってさまざまです。ハイブリッド車でもアイドリングストップ車用のバッテリーを指定されることもあれば、充電制御車用のバッテリーを要求されることもあります。
タイプ別のバッテリーの特徴を説明しましたが、ハイブリッド車だから、アイドリングストップ車だからと自分で判断するのではなく、トラブルなくクルマを動かすためには、自動車メーカーやバッテリーメーカーの適合表で指定された形式を使うことをおすすめします。
2万キロくらいでこんなになるってどれだけ安いオイル使っているんだよ^^。おおかたてんぷら油でも入れていたのか??。オイルメーカーの過剰PRが感じられるな。この記事は。石油業界は先ごろ明かされたハイオクの件もそうだけど、嘘っぱちだらけだからな。
たぶん、そう。
2万では、これ程スラッジはこびり付かないでしょう。写真は違う車両のウソ。
尚、冗談で書いたのでしょうけど、天ぷら油なら、すぐ故障します。粘度が全くありませんから。バイクですが、エンジンオイルでないグリース部分に試しに天ぷら油を塗ると、1時間ぐらいで不具合発生。