100万円以下のMT車は狙い目!? 軽快な走りのコンパクトハッチとは

まだまだあるぞ! 楽しいMT車!

 日産「マーチ」は、初代モデルが1982年に登場した日産のコンパクトハッチバックです。

 初代は1982年から1991年まで販売され、イタリアの世界的なデザイナーであるジョルジェット・ジアウジーロ氏がベースデザインをおこなったことでも話題となりました。

 2代目は1992年から2002年まで10年間にわたり販売された長寿モデルとなり、「ミア」「ボレロ」「ポルカ」「ルンバ」などの個性的な外観デザインが多数ラインナップされました。

 2002年から2010年まで販売された3代目ではルノーと共通のプラットフォームを採用。4代目ではタイなど国外拠点で生産した車両を輸入する形に移行するなど、日産のグローバル戦略とともに変化してきたクルマです。

 MT仕様として、初代にはモータースポーツベース車両となる「R」や「ターボ」、「スーパーターボ」などのモデルが存在。3代目では専用エンジンを搭載した「12SR」、4代目でも「NISMO S」といったスポーツ性能を高めたモデルがラインナップされています。

 100万円以下であれば、3代目はもちろん、現行型である4代目の「NISMO」も予算内に入り、3代目から4代目まで選び放題です。

現行マーチのNISMOモデル
現行マーチのNISMOモデル

 最後に紹介するのはマツダ「デミオ」は1996年の初代から2019年の4代目途中までデミオという名称でしたが、2019年夏にグローバルで使用される「マツダ2」に車名変更されました。

 デミオは各世代にMTグレードが設定されていますが、かつてが2代目と3代目に「スポルト」というスポーツ走行性能を高めたグレードが存在。

 現行となる4代目でも「15MB」というモータスポーツベース車となる1.5リッターガソリンエンジン/2WD/6速MTというモデルも設定されています。

 また、現在のマツダ車のほとんどにはMT車がラインナップされており、減少傾向にあるMT車を希望するユーザーにとっては一目置かれているメーカーです。

 極端に走行距離の短いクルマ以外であれば、100万円以下でほぼすべてのクルマが選択範囲となるため、選び放題であるといえます。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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