日本でも爆売れ!? 7年ぶりにタイプS復活! ホンダの海外ブランド「アキュラ」とは

復活のタイプSを設定 TLXってどんなクルマ?

 新型TLXのボディサイズは、全長4943mm×全幅1910mm×全高1433mmとなり、日本で発売されるアコードの全長4900mm×全幅1860mm×全高1450mmと同等サイズのセダンです。

新型「TLX」と同じデザイン言語とされるコンセプトカー「タイプSコンセプト」
新型「TLX」と同じデザイン言語とされるコンセプトカー「タイプSコンセプト」

 新型TLXの全体的なデザインコンセプトは2019年8月に公開された「タイプSコンセプト」を受け継いでおり、フロント部分には大きなダイヤモンドペンタゴングリルが装着され迫力ある印象となっています。

 展開される「Aスペックスポーツパッケージ」やタイプSでは、よりスポーティなデザインを採用。とくにタイプSでは、専用デザインの20インチホイールが採用されました。

 パワートレインは、標準モデルに2リッターターボ(最高出力272馬力)、タイプSには3リッターV型6気筒ターボを搭載し、トランスミッションはどちらも10速ATが組み合わされます。

 なお、タイプSに搭載される3リッターV型6気筒ターボの馬力やトルクなどの詳細は、5月28日の発表時点では公開されていません。

 駆動方式では、標準モデルとタイプSともにトルクベクタリングを実現する全輪駆動システム「SH-AWD」を採用しています。

 2リッターターボにはオプションで設定され、タイプSの3リッターV型6気筒ターボには標準で装備されます。

 アキュラ副社長兼ブランドオフィサーのジョン・イケダ氏は、次のようにコメントします。

「新型TLXにより、今日のスポーツセダン愛好家が求めているもの、つまりよりスタイリッシュで個人的なパフォーマンス重視の運転体験を倍増させています。

 私たちのデザイナーとエンジニアは、アキュラのスポーツセダンがどうあるべきかを考え直し、もっとも重要な要素であるスタンス、プロポーション、プラットフォーム、パワートレインにまで至りました」

※ ※ ※

 日本にはないアキュラブランドのスポーティセダン。セダン市場は縮小傾向にあるものの、トヨタ「カムリ」や日産「スカイライン」などスポーティグレードを投入したことで若年層ユーザーから注目されました。

 そのようなユーザーからはアキュラのタイプSは気になる1台かもしれません。

【画像】これはアリ! 復活タイプSをささっと写真で見る!(26枚)

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