「AMGアクティブ ライド コントロール」をメルセデス・ベンツとして初搭載! 「AMG GLE 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」登場

メルセデス・ベンツ ジャパンは2020年5月28日、同社が誇るSUVの中核モデル新型「GLE」に、「AMG GLE 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」を追加し、予約注文の受付を開始した。

メルセデスAMGモデルとしての存在感を高める1台

 メルセデス・ベンツ ジャパンは、新型「GLE」に、「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」(以下GLE 53)を追加。2020年5月28日より、予約注文の受付を開始した。

メルセデス・ベンツ「AMG GLE 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」
メルセデス・ベンツ「AMG GLE 53 4MATIC+(ISG搭載モデル)」

 GLEは、その前身である「Mクラス」が1998年に誕生して以降、進化を遂げ、SUVらしい力強さとスポーティネスを表現したエクステリアデザイン、上質感溢れる内装、オンロード、オフロードともに優れた走行性能を備え、「プレミアムSUV」というカテゴリーを創出したモデルだ。2015年10月には名称を現在の「GLE」に改め、EクラスファミリーのSUVとしての位置づけを強化した。

 そして2019年6月にフルモデルチェンジされた4世代目の新型GLEで、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装デザインが一新され、最新技術と装備を搭載した3列シートの7人乗りに生まれ変わることになる。

 また、AMG 53シリーズは、直列6気筒エンジン、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システムおよび電動スーパーチャージャーが組み合わせられ、さらに可変トルク配分をおこなう、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」を採用するなど走行性能を追求する一方で、快適性能も維持し、トータルバランスに優れたモデルとなっている。

 今回、追加されたGLE 53には、さらに、走行安定性を向上させる新システム「AMGアクティブ ライド コントロール」をメルセデス・ベンツとして初めて搭載したことで、更にダイナミックなドライビングが可能となった。

 デザイン面においても、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリルのほか、AMGスポーツシート、AMGパフォーマンスステアリング等、最新の専用装備を備え、メルセデスAMGモデルとしての存在感を高めている。

 搭載された直列6気筒エンジン「M256」は、先代のAMG GLE 43 4MATIC比で、出力が68ps(50kW)、トルクが250Nm向上し、最高出力435ps(320kW)、最大トルク520Nmを発揮。ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された、最高出力21ps(16kW)、最大トルク250Nmを発生する電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。この電気モーターと「48V電気システム」により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電がおこなわれ、容量約1kWhのリチウムイオンバッテリーが充電される仕組みだ。

 エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助をおこなうことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。

 スターターが、従来より高出力な電気モーターとなることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジンスタートおよびアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させている。

 また、アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことが可能で、効率性、快適性および静粛性に寄与。さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的な回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストもおこなっている。

 これによりシフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを実現した。

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