トヨタ「ハイエース」なぜ世界で大人気? 中国ではコピー版も売れてしまう魅力の理由とは

新型6代目ハイエースが登場するも、5代目の人気は根強い?

 2019年2月、初代から数えて6代目となる新型ハイエースがフィリピンで発表されました。

フィリピンで発表された6代目の新型ハイエース
フィリピンで発表された6代目の新型ハイエース

 新型となったハイエースですが、日本では先代の5代目が継続販売されており、フィリピンで発表された6代目ハイエースをベースに、乗用車仕様の「グランエース」を発売。こうした、旧型と新型の併売例は海外でもおこなわれているようです。

 例えば、フィリピンではハイエースは6代目に切り替わっていますが、全7グレードのうち「コミューター」というグレードは5代目ハイエースのボディで販売されています。

 5代目ハイエースは、真四角のデザインをした、ボンネットのないキャブオーバー車でした。しかし、6代目ハイエースはボンネットが前に突き出たデザインに変更されました。

 ボディサイズも大きくなり、5代目が全長4840mm×全幅1880mm×全高2105mm(いずれもスーパーGL)に対して、6代目は標準ボディが全長5265mm×全幅1950mm×全高1990mmです。

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 また、海外ではさまざまな車名で販売されています。例えば、タイではバンタイプを「ハイエース」、多人数乗車タイプを「コミューター」、そして乗用車を「マジェスティ」。オーストラリアでは、商用車は「ハイエース」、乗用車は「グランビア」として販売されています。

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