ド迫力のピックアップトラック! 日産「フロンティア」2020年モデル発売

日産が北米で販売するピックアップトラック「フロンティア」の2020年モデルが、2020年7月より発売されます。新型フロンティアは、どのようなところが進化しているのでしょうか。

フロンティア 2020年モデルはエンジン一新!

 北米日産は、ピックアップトラック「フロンティア」の2020年モデルを、2020年7月に発売すると発表しました。日本では販売されていないフロンティアとは、どのようなモデルなのでしょうか。

日産 フロンティア 2020年モデル(北米仕様)
日産 フロンティア 2020年モデル(北米仕様)

 日産は北米で、フロンティアと「タイタン」というピックアップトラックを販売していますが、フロンティアはミドルサイズに分類されるモデルです(タイタンはフルサイズ)。

 全長5220mm×全幅1850mm×全高1745mmとかなり大柄ですが、国内で唯一のピックアップトラックであるトヨタ「ハイラックス」(全長5335mm×全幅1855m×全高1800mm)よりも少しだけコンパクトです。

 フロンティアの外観は、グリルにVの字を備えた力強いデザインで、内装はシンプルでオーソドックスな印象です。現行フロンティアは2005年に登場して以来、15年近く同じモデルが販売されていることから、現在の日産車と比べると少々古さを感じさせるデザインです。

 そんなフロンティアが、2020年モデルに進化します。

 エンジンが一新され、これまでの4リッター直列4気筒/V型6気筒エンジンに代わり、新開発の3.8リッターV型6気筒直噴エンジンを搭載。

 直噴ガソリンシステム、排気マニホールドが統合されたシリンダーヘッド、可変容量型オイルポンプ、可変タイミングコントロール、可変タンブルコントロールバルブなどを備え、最高出力は310馬力とクラス最高レベルを実現しました。

 さらに、燃費性能や低排出ガス性能も向上しています。

 また、トランスミッションはこれまでの5速AT/5速MTが廃止され、2020年モデルのタイタンにも搭載されている新しい9速ATを採用。これにより、パワートレインの効率を最大化し、加速感が向上しました。

 装備もアップグレードし、プッシュスタートボタンや革製シフトノブ、チルトステアリング、パワードアロック、運転席側の自動停止機能付きパワーウインドウなど、多くの機能が全車標準装備となります。

 当初、北米では2020年春に発売とされていましたが、同年7月に発売が延期されています。価格は2万6790ドルから3万7490ドル、日本円で約288万円から約404万円です。

 なお現行フロンティアは、今回登場する2020年モデルが最終モデルになるとアナウンスされています。

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