全長5m超えで243馬力!? トヨタ新型「シエナ」発表 新幹線をイメージした巨大ミニバン
トヨタの北米法人は、全長5m超えの巨大ミニバンとなる新型「シエナ」を発表しました。新幹線をイメージした新しいミニバンとは、どのようなモデルなのでしょうか。
新幹線をイメージ? トヨタ新型「シエナ」を発表!
トヨタの北米法人は、2020年5月18日に北米市場などで展開するミニバンモデルの新型「シエナ」を発表しました。
第4世代となった新型シエナは、幅広いライフステージと活動をサポートするミニバンとして新たに生まれ変わりました。
新型シエナは、SUVの「ヴェンザ(日本名:ハリアー)」や「RAV4」、セダンの「カムリ」や「アバロン」と同じTNGAプラットフォーム「GA-K」を採用。2列目にキャプテンシートを備えた7人乗りと8人乗りを設定しています。
フロントデザインは、象徴的な日本の新幹線からインスピレーションを得て、滑らかでスピーディな造形を実現。
高い位置に配置されたヘッドライトはボディ後方にかけてスタイリッシュなデザインとなり、大きく開口されたフロントグリルは、下方向に広がりを見せつつ押し込み、最端にLEDフォグランプを配置することで低重心なスタイルを強調しています。
リアデザインでは、近年のクーペSUVに通じる「くの字」に造形されたピラーやLEDテールライトによって引き締めたデザインにしつつ、スタイリッシュさを表現しました。
新型シエナのパワートレインは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにトヨタの「THS II」ハイブリッドシステムを採用し、最大システム出力243馬力を発揮します。
また、「EV」、「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」といった走行モードを任意で選択でき、スポーツモードは、加速応答を向上。エコモードはエンジンとバッテリーをバランスよく使って走行。EVモードは電気のみで低速での走行が可能です。
安全面では、トヨタの最新予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(TSS 2.0)」を標準装備。さらに、全10個のエアバッグを搭載しています。
また、北米仕様ならではの機能として、後部座席に子どもや荷物を置き去りにしないように警告する機能も採用されています。
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日本には導入されないシエナ。今回の新型モデル(2021モデル)のボディサイズはまだ公表されていませんが、2020モデルのシエナのボディサイズは全長約5095mm×全幅約1983mm×全高約1795mmとなります。
全長5m超えの巨大ミニバンは日本の道路事情には合わないですが、魅力的な1台です。
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