ゴーン時代からの脱却!? 日産デザインが新型「キックス」から変わるワケ

厳しい状況の日産。 デザインで復活なるか?

 日産は逆でしょうか。現在、非常に厳しい経営状況にある日産ながら、社内の雰囲気は悪くありません。

 漏れ伝わる話によれば、アルフォンソさんの指揮下でボディ全体まで手がけた次期型「ノート」や次期型「エクストレイル」など、すべての車種が売れそうなのだといいます。次世代の商品群さえ出てくれば勝負出来る、ということなのかもしれません。

 そういった情報を聞き、改めてキックスを眺めてみると、「なかなかカッコ良い!」。

デザイン面で不評だった現行「マーチ」
デザイン面で不評だった現行「マーチ」

 ちなみに日本で販売されるのは、海外で1回目のマイナーチェンジを受けたモデルです。マイナーチェンジ前のキックスを見ると、ブラジルなど新興国向けのモデルとして開発したモデルのためか少しばかり安っぽい感じですが、マイナーチェンジにより雰囲気を変えました。

 価格をホンダ「ヴェゼル」と同じくらいに設定してきたら、けっこう売れると思います。そして遠からずデビューする次期型ノートや次期型エクストレイルも大いに期待して良いのではないでしょうか。

 同時にe-POWERの改良や新世代型も仕込んでいるといいます。2020年後半から日産が面白くなるかもしれません。やはりデザインって大事だと思います。

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Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

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