新型ハリアー発表でイケメンSUVは混戦!? カッコイイ最新SUV5選

日本ではデカすぎ!? でもカッコイイSUVとは

●日産「パトロール」

迫力あるボディに未来的なフロントフェイスをまとう「パトロール」
迫力あるボディに未来的なフロントフェイスをまとう「パトロール」

 日産「パトロール」は、同社の本格的クロスカントリー4WD車のフラッグシップに位置するモデルです。

 かつては日本でも「サファリ」の名で販売されていましたが、2007年に販売が終了し、現行モデルは中東やアフリカ、オーストラリアなどで販売を続ける海外専売モデルになりました。

 また、同じ車体をベースにフロントマスクのデザインを変更した、インフィニティ「QX80」と日産「アルマーダ」が、北米などで販売されています。

 ボディサイズは、全長5315mm×全幅1995mm×全高1940mmとかなりの大柄で、2020年モデルではフロントマスクが一新され、LEDヘッドライトを配し、スクエアなボディに斬新なフロントフェイスが印象的です。

 内装では7人乗り、もしくは8人乗りの3列シートとなっており、フラッグシップにふさわしく豪華なつくりとなっています。

 搭載されるエンジンは中東仕様で最高出力400馬力の5.6リッターV型8気筒、275馬力の4リッターV型6気筒のガソリンエンジンが選べ、組み合わされるトランスミッションは7速ATのみを設定。

 4WDシステムは砂地や岩場、雪上など、4つの走行モードを選択でき、本格的な悪路走破性能を誇るため、とくに中東で高い人気を誇っています。

●ホンダ「パスポート」

ブラックのアクセントがスポーティさを醸している「パスポート」
ブラックのアクセントがスポーティさを醸している「パスポート」

 2019年の初頭に発売されたホンダ「パスポート」は、幅広いパーソナルユースに対応した5人乗りのミドルサイズSUVです。

 北米専用モデルで、初代と2代目はいすゞからOEM供給されたモデルでしたが2002年に販売を終了し、3代目にあたる現行モデルはホンダ製として17年ぶりに復活を果たしました。

 外観では、マットブラックのグリルやバンパーによりスポーティさとタフさを演出。SUVらしい力強さを印象づける20インチホイールを採用するとともに、「パイロット」(北米専用の上級SUV)と比較してゆとりある最低地上高により、高い悪路走破性を発揮します。

 内装は、モダンで洗練されたデザインを追求し、クラストップの広い居住空間と荷室を実現。

 パワートレインは最高出力280馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンに、9速ATが組み合わされています。

 4WDシステムには路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を緻密に電子制御する「i-VTM4」を採用。砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替え可能な「Intelligent Traction Management(インテリジェント・トラクション・マネージメント)」を組み合わせることで、さまざまな状況下で高い走破性と走行安定性を発揮します。

※ ※ ※

 世界的に人気が高いクロスオーバーSUVですが、各メーカーのモデルとも流麗なフォルムに変貌しています。

 なかには4ドアクーペのようなスタイリングのモデルもあり、もはやSUVにカテゴライズされるのか疑問に思えるほどです。

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