ライトの黄ばみが酷いと車検NG? 自分でも出来る! 効果的な解決方法

黄ばみが酷いと車検に通らない? その効果的な解決方法とは?

 実際に、黄ばみを改善するための効果的な方法について、株式会社オートバックスセブンの担当者は以下のように話します。

――ヘッドライトの黄ばみや曇りを改善する方法はありますか。

 表側の黄ばみであれば、市販のヘッドクリーナーで落とすことができます。クリーナーをしたあとは、必ずコーティング剤を使ってください。こうすることで、綺麗な状態を維持することができます。

 ただ、一度自分でコーティングをおこなった場合、その後もこまめなメンテナンスが必要です。使用するコーティング剤にもよりますが、簡易的なものになると2ヶ月から3ヶ月程度の持ちになります。

 コーティングの目安は、洗車をおこなったタイミングがおすすめです。また、繰り返しのコーティングは徐々にムラが出てくるので、年に1回はクリーナーもおこなってください。

 内側に黄ばみが発生していると、自分でメンテナンスするのは非常に難しいです。ヘッドライト周辺をすべて分解する必要があり、かなり手間のかかる作業になります。

 そのため、お店に相談するのが無難でしょう。全取替になるので少し値段はかかりますが、自分でメンテナンスするリスクを考えると、業者に頼んだほうが無難です。

 もし、内側・外側の黄ばみを判断するのが難しいときは、洗車後のヘッドライトを触ってみましょう。綺麗にしたにも関わらず、表面がザラザラしているときは外側の問題です。反対に、表面は特に問題ないものの、なぜか黄ばんでいる場合は内側が原因でしょう。

色々なヘッドライト。経年劣化で黄ばみやすくなる
色々なヘッドライト。経年劣化で黄ばみやすくなる

 また、ヘッドライトクリーナーの種類として、クリーナーとコーティング剤のセット売りと単品の2種類があります。

 セット売りのなかでも、それぞれ液体が別れている本格的なものや、クリーナーとコーティングが一体型になっているタイプなどがあり、値段帯は1000円から1万円と幅広いです。

 値段によって作業性や保護力に違いがあります。高いものを買えば、その分綺麗な状態を持続できる期間も長い傾向にあります。

 自分で施工する場合には、スタッフなどに各商品の特徴などを聞いてから購入するのが良いかもしれません。

【画像】バラバラ! 色々なヘッドライトを見る!(14枚)

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