95%以上のウイルスを除去可能な人間洗車機!? 日本初の洗車機メーカーが開発
車両及び車両部品の洗浄設備、排水リサイクルシステムの設計・製造・メンテナンスをメインにおこなう日本車輌洗滌機(にほんしゃりょうせんじょうき)は、人体(衣類・靴)に付着したウイルス・細菌を、衣類を着たまま歩行することにより、洗浄装置で除去する事を目的とした「ウオッシュ ミスト」を開発しました。
国内最初の洗車機メーカーが脱コロナウイルスに挑戦
日本車輌洗滌機(にほんしゃりょうせんじょうき)が、人体(衣類・靴)に付着したウイルス・細菌を、衣類を着たまま歩行することにより、除去する装置「ウオッシュ ミスト」を開発しました。
同社は、車両や車両部品の洗浄設備、排水リサイクルシステムの設計・製造・メンテナンスを主におこなっているメーカーで、1947年に日本で初めて洗車機を設計・開発した会社としても知られています。
また、日本国内では大手鉄道・バス・運送会社への、車両・部品洗浄設備の開発・納入、国外でも各国への鉄道会社・バス会社・運送会社へ多数の納入実績があり、洗浄設備では世界のトップメーカーのひとつです。
そんな日本車輌洗滌機が開発したウオッシュ ミストは、衣類を着たまま装置内を歩くことで、世界中で猛威を振るうCOVID-19新型コロナウイルスが、衣類や靴など、社会生活を営む為に身に着けているモノに付着し、移動を繰り返すのを防ぐことを目的に開発されました。
装置内に配置された、数ヵ所のノズルからミスト状の薬剤を噴霧し、衣類の除菌をおこなうと同時に、装置内に敷かれたマットの上を歩行することにより、靴底の除菌もおこなえる仕様です。
さらには無人運転が可能で、歩行者が装置内を通過するごとに自動でスタートし、通過後は自動でストップします。
また、噴霧される薬剤等の飛散を防止する為に装置の周囲は覆われており、周囲への飛散することもなく、噴霧された薬剤も床下の一か所に集水される為、周囲に流れ出すことはありません。
薬剤の噴霧量も装置通過後、衣類が不快にならないよう、適切な噴霧量のコントロールをしながらも、衣類・靴の約95%以上の面積に薬剤を噴霧可能です。
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が出されるなか、クラスター問題がたびたび話題となっています。
やむを得ない理由で外出を強いられてしまう人にが少なからずいる現状、公共施設・公共交通機関にこういった装置を導入することで、自粛以外に新型コロナウイルスに対抗する方法が見えてくるかもしれません。
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