中古車価格1000万円オーバー必至のモデルとは!? スバルの激レア限定車3選
即日完売の軽量高性能モデルとは!?
●スバル「WRX STI タイプRA-R」
スバルの高性能セダンである「WRX STI」をベースに329馬力のエンジンを搭載し、ベースモデルより約10kgの軽量化をおこなうなど、圧倒的なパフォーマンスを誇るモデルとして開発された「WRX STI タイプRA-R」は、STI創立30周年を記念して販売されたコンプリートカーです。
2018年7月に限定台数500台で発売され、同年12月までの受注としていましたが即日完売。価格は499万8240円(消費税込)と高額で、しかも6速MTのみにもかかわらず、凄まじい人気でした。
スバルではこれ以前も「WRX STI」をベースにした高性能限定車「S207」「S208」を販売してきましたが、それらよりも「WRX STI タイプRA-R」は130万円から200万円ほど安く、同仕様のエンジンを搭載しているということで、お買い得感があったのかもしれません。
国内仕様の「WRX STI」は2019年の「EJ20 Final Edition」の発売後に生産を終了してしまったので、すでに新車は手に入らないため、さらに希少なモデルになってしまいました。
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近年は、旧車といわれる1980年代から1990年代のクルマや限定車の価格が世界的に上昇しています。
理由はさまざまで、投機目的であったり実際に人気が上昇したモデルもあり、現在も価格は高値で安定しています。
一方で、新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響からか、直近ではオークション相場が下落傾向という見方もあり、この先の不透明感はしばらく続きそうです。
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