コロナ禍で免許や車が欲しい若者が増加!? 安全な移動手段として車が注目される訳
クルマがあればいつでも好きなところへ出かけられる
同じく中古車ディーラーも若い世代のお客さんが多くなったという。いままでもクルマを欲しいと考えていたのだけれど、買うきっかけを作れなかったようだ。新車を買うほどの予算は無いものの、中古車なら思っていたより安いということらしい。

トヨタの人気ハイブリッド車「アクア」など、マイカーとして十分使えるコンディションのクルマを50万円くらいから買えてしまう。
さらに若い世代のSNSを見ると、運転免許を持っていない人達まで「新型コロナが落ち着いたら免許を取りに行こう」といい始めている。
免許すら無いと、公共の交通機関に頼る以外選択の余地無し。いままで「クルマが無くても移動に困らない」と主張してきた人まで、考え方を変え始めているということなのかもしれません。
参考までに書いておくと、50万円の中古車を買って4年間使った場合、車検や任意保険、整備などクルマ本体にかかる費用は1か月あたり1万8000円程度。これに駐車場代とガソリン代が掛かるくらい。
月極駐車場の相場も、この30年間くらい変わっていない(都市部はバブル景気の頃より安くなったほど)。
1か月1万円の駐車場だったとしても、車両価格や維持費などと合算して毎月3万円前後の出費とすると、毎日1000円程度。安心で便利な移動手段を確保出来るなら、高くないと思います。
仮に、2人でバスに乗るだけで往復800円以上掛かることを考えれば、安いクルマを買えば意外にコストはかからないといえます。
自分のクルマを持つと、コストコやイケアも気軽に行ける。もちろんたくさん買い物したって持って帰るのは楽チン。夜に出かけたとしても終電を気にしなくていい。
何より休日に遊びに行こう思ったら、移動手段を考える必要無し。 それでいて新型コロナの心配をしなくていい。きっとクルマを買ったら人生の奥行きも変わると思います。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
















