眺めのよい首都高速を、マクラーレン「650Sスパイダー」で周回する【妄想首都高ルートドライブ】

横浜までたっぷり走って、独自路線のマクラーレンの世界をたっぷり堪能する

 570S、540Cの2モデルで構成されるスポーツ・シリーズに加え、さらにGTのラインナップが誕生したことで、さらにカスタマー層の拡大を狙うマクラーレン。

 その上位に位置するのが、スーパー・シリーズにカテゴライズされていたのが650Sだ。650Sにはクーペとスパイダーの両ボディが設定されているが、リトラクタブル・ハードトップを備えるスパイダーは、世界中の市場で非常に高い人気を博した。

「モノセル」と呼ばれるカーボンモノコックを基本構造体とし、それにカーボン製の軽量ボディを組み合わせ、リアミッドに3.8リッター仕様のV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。車名に示されるとおり650psを発揮する。

 油圧によるアクティブ制御を行うサスペンションシステムも、技術面での大きな特長だ。

湾岸線は基本的にストレートな道なので、のんびりと景色を眺めながらのドライブにもってこい
湾岸線は基本的にストレートな道なので、のんびりと景色を眺めながらのドライブにもってこい

●PRICE:3400万円(新車当時)

 軽いカーボン製のボディシェルに高出力なV型8気筒エンジンを搭載。結果的に得られた驚異的なパフォーマンスを考えればこれはバーゲンプライス。

●POWER:650ps

 3.8リッターV型8気筒ツインターボ・エンジンは650psというハイアウトプットを実現。0-100km/h加速は3.0秒、最高速は329km/h。

●SOUNDS:★★★★★★★★☆☆

 お世辞にも甘美なサウンドというほどのもではない。しかし、その速さは伊達ではない。マクラーレンは、真面目なスーパースポーツなのだ。

●女子ウケ度:★★★★★★☆☆☆☆

 マニア過ぎるのか、ブランドの認知はいまひとつ。有機的なフロントのデザインの女子ウケはいまひとつ。

●ストイック度:★★★★★★★★★☆

 650Sのコクピットに座ると、思考回路は戦闘モードに切り替わる。首都高速も650Sにとっては格好のドライビングを楽しむコースになる。

●総合評価:★★★★★★★★☆☆

 ひとりでドライブするにはとても適したクルマだが、助手席に女性を乗せて走るには、少々色気が足りないかもしれない。しかし、乗り心地は最高によいので、同時代のフェラーリなどのスーパーカーよりも助手席の評価は高い。

横浜で首都高速を降りて、食事や観光をする楽しみ方もある
横浜で首都高速を降りて、食事や観光をする楽しみ方もある

McLaren 650S Spider
マクラーレン 650S スパイダー
●最高出力:650ps/7250rpm 
●最大トルク:678Nm/5000rpm 
●0ー100km/h加速:3.0秒
●最高速度:333km/h
●価格:3400万円(新車当時)

【画像】マクラーレン650Sの魅力を写真でチェックする(11枚)

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1件のコメント

  1. 青砥さん、コンプライアンス大丈夫?
    外出自粛要請が出ているなか首都高周回走行を助長するとかどうかしてるよ?

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