緊急事態宣言でクルマ移動が増加!? 外出自粛に「食料まとめ買い」増えた背景も
クルマでおこなっているウイルス対策は?
緊急事態宣言後に「クルマの利用が増えた、変わらない」と答えた人に、クルマでおこなっているウイルス対策を聞いてみたところ、窓を開けて換気が162人(28.4%)、車内を除菌が88人(15.4%)、マスクを着用が63人(11.1%)、人を乗せないが27人(4.7%)、手洗いうがいをするが24人(4.2%)、エアコンで外気を入れるが14人(2.5%)、目的地で表に出ないが6人(1.1%)、時間帯を変えるが2人(0.4%)、3密を避けるが2人(0.4%)、対策はしていないが162人(28.4%)、その他が20人(3.5%)との結果となっています。
対策で一番多かったのは「窓を開けて換気」でしたが、窓を開けながら「マスクをしている」、さらに「触れたところの除菌をしている」という3つの対策の組み合わせで対策をしている人も多数いました。
また、車内の除菌に関しては、消毒薬や殺菌スプレー、除菌シートを使用して、車内でも手の触れる箇所(レバー、 ドア、 ハンドル、 カーナビ画面)を拭くという声や、クルマから降りて再び乗るときは手を消毒して、車内にウイルスを持ち込まないようにしているという声も少なくありませんでした。
なかには「シートカバーを使用する度に、毎回洗ったり、他人といっしょに乗る際には、必ずななめ向かいになる位置に乗るようにしたりする」といった人もいました。
窓を開けて換気が多い一方で、「感染リスクの高い所では窓は閉めている」や「窓を開けない」、「必要のない窓の開閉を避ける」といった、外からの空気を入れないようにするという人もいます。
窓を開けないという対策を取っている人は、窓を開ける代わりに「空気清浄機付きエアコンを使用する」や、「高機能エアコンフィルターを装着した」、「車載用の空気清浄機と加湿器を稼働している」などの対策を取り、車内の空気を循環させているようです。
それ以外にも、「自分と家族以外は乗せない」や「1人だけで乗る」、「なるべく喋らない」、「行き帰りにどこも寄らない」、「長時間乗らない」、「行った先での三密の徹底」、「混雑している場所や時間を避ける」など、乗り方や行き先の調整で対策をしているという意見もありました。
ちなみに、対策はしていないという人のほとんどは、ひとりで運転するためという意見が大半となっています。
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以上の調査から、緊急事態宣言下においては一定数、クルマを利用する人やクルマを利用しなければならない人がいることが判明する結果となりました。
もちろん、どうしても必要な外出はありますが、できる限り外出の時間や距離を短くすることで、新型コロナ感染の拡大を防止していくことが大切です。
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