次期型BMW「M3」は直6+トリプルターボ搭載? スペックを予想してみた

「サーキットも一般道も走れるスポーツモデル」というコンセプトのBMW Mモデル。G20型となった新型3シリーズが登場してから1年が経つが、そろそろニュー「M3」の話題が出てきてもおかしくない時期に来ている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、そうした新車導入スケジュールがずれ込んでいるという情報も聞くが、こんなときだからこそスポーツモデルの話もしてみたい。ということで、Mモデルの歴史と次期M3の予想をしてみよう。

直列6気筒+トリプルターボ!? 新型M3のスペックを予想

  Mモデルは「サーキットを走るマシンで一般道も走る」というコンセプトで作られているから、その方向性は明確だ。

 世界一過酷なサーキットといわれるドイツのニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)=1周20kmを数万kmも走り込んでセッティングされている。F82のM4クーペコンペティションでノルドシュライフェを何日か走ったが、運転しやすく何周走ってもびくともせず、ドライビングが飽きないのはさすがだと思った。

現行型となる5代目F80型M3
現行型となる5代目F80型M3

 さて6代目のM3・M4は一体どんなクルマになるのだろうか。G20型に進化した新型3シリーズ(セダン、ツーリング)が登場して1年。まだクーペモデルの新型4シリーズは登場していない。

 そしてこの3シリーズが新型M3の、4シリーズが新型M4ベースとなるのだが、どのような形で出てくるかがいまから楽しみだ。

 新型3シリーズでは全幅が1825mmと広くなっているから、以前のように大きなブリスターフェンダーを付けなくてもM3/M4のファットなタイヤが収まるかもしれない。

 注目されるのはエンジンだ。排気量はわからないが、直列6気筒が採用されるのは間違いないだろう。もちろんターボ付きだ。

 そのターボチャージャーの数は間違いなく2つ以上で、もしかしたら3つか4つの可能性もある。これは大げさではなく、すでにBMWの3リッターディーゼルには、トリプルターボも、それに1つターボを足した4つのターボのモデルも存在している。ただし、ターボチャージャーをたくさん付ければパワーが上がるというものではないのだが。

 もっとも注目するのはボディ剛性、シャシ剛性だ。つまりハンドリング性能や官能に訴えかける部分のチューニングは、相当高いレベルに達しているはずだ。スクープ写真やスペック表を見ただけではわからないところもMモデルの魅力だから、今から乗るのがとても楽しみである。

BMWスポーツの歴史はM社の歴史! 歴代Mモデルを画像でチェック(31枚)

【買取査定】実績500万人超!車をお得に売却(外部リンク)

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

【新車】簡単見積り! 複数メーカーを無料で比較(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー