究極の対決!? アルファードと高級高速バス 快適な移動空間はどっち?
シート以外の装備はどう違う?
シートでは、高級感と利便性で持ち味が別れた両車ですが、ほかの装備ではどうでしょうか。
アルファードの2列目には、天井に装備されるパーソナルランプのほか、調光機能付きのLED読書灯が装備されています。
AC100Vのコンセントも座席の両サイドに各ひとつずつ完備。また、オプション装備では、スマホを簡単に充電できる「おくだけ充電」や「USBポート」を追加することも可能です。
一方のドリームスリーパーでは、調光機能付きのダウンライトと間接照明を装備。AC100VコンセントとUSBジャックのほか、無料でWi-Fiを利用することもできます。
最後は、もっとも乗り心地に影響する「揺れ・振動」です。
もともと、ミニバンの2列目シートはその特性上、振動を感じやすくなっています。その理由は、シートをスライドさせるレールにおいて、重いシートを支える部分に剛性が不足してしまうためとされています。
しかし、アルファードはシートバックに内蔵されたダンパーをひとつからふたつに増強することで、幅広い周波数の揺れを軽減することに成功。
一方、ドリームスリーパーの振動に関しては、ユーザーの口コミの評価は大きく分かれます。
「揺れを感じずに快適に眠れた」といった意見が多い一方で、「後方席はとくに揺れ、振動が強い」といった意見もあり、座席位置によって乗り心地が異なるようです。バスの車体で高速道路を走行する以上、ある程度の揺れや振動は覚悟する必要があるかもしれません。
とはいえ、アルファードの2列目のようにスライド機能がない分、シートそのものが剛性不足で揺れることはありません。
振動に関してはミニバンの弱点をある程度克服したアルファードに軍配が上がるかもしれませんが、ドリームスリーパーで少しでも揺れを抑えたい場合は、できるだけ運転席に近い前部の席を確保すると良いでしょう。
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