軽の白ナンバー増えすぎた!? オリンピックナンバー約9割が軽 今後は白が不可に?
軽の白ナンバー装着はこれが最後の可能性も!?
オリンピックナンバープレートについても、大会開催機運の盛り上げに貢献するために設定されたものですが、どちらも圧倒的に軽自動車の装着割合が高くなっています。
軽自動車の黄色いナンバ―プレートがダサいという風潮があり、普通車と同じく白いナンバープレートを装着したいと思う人が少なからずいたということがわかります。

また、寄付あり図柄の場合はラグビーワールドカップ仕様のナンバープレートはラグビーボールのデザインが、オリンピックナンバープレートは集約する光をイメージしたカラフルなデザインとなり、普通車と同様の白いナンバープレートではありません。
寄付なし図柄の申し込みが大半を占めたのも、安価で白いナンバープレートが装着できるということが理由だといえます。
しかし、軽自動車で普通車と同じナンバープレートを装着することができる機会は、これが最後になるかもしれません。
ラグビーやオリンピックでは、軽自動車でも乗用車と同じような白ナンバーを選択できましたが、2018年10月から全国41地域の交付を開始した地方版図柄入りナンバープレートでは、軽自動車のプレートデザインには黄色の縁取りがつくようになりました。
その経緯について、国土交通省の担当者は次のように説明します。
「高速道路の料金徴収の際、プレートが白になっても、基本的には分類番号で軽と登録自動車の判別はつきます。ただ、ひと目でわかるかといったところでは多少意見をいただいたので、地方版ナンバープレートでは黄色の縁取りを入れたという経緯があります。そのため、今後は白いナンバーにはならない可能性があります」
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現在では多くのユーザーに支持され、装備も充実している軽自動車。しかし、今回のラグビーワールドカップやオリンピックナンバーの申込割合を見ると、軽自動車ユーザーがとても増えているとはいえ、黄色のナンバープレートに抵抗を感じているユーザーもまだまだ多いと考えられます。
東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のため2021年に延期となりました。
本来であれば、オリンピックナンバープレートの申請期限は2020年9月末頃を予定していますが、2020年4月現在、特別仕様ナンバープレート申し込み期限が延長されるかどうかは未定です。
なお、取り付けた特別仕様ナンバープレートは、大会終了後も、そのナンバーを変更する事由が発生しない限り、廃車するまで使用することができます。
また、使用終了後は、不正使用防止の穴を開けた上で、取り外した特別仕様ナンバープレートを記念に保存することも可能です。





















