「道を空けてください!」 譲らないと違反に!? うっかり交通違反5選
え? これも交通違反になるの?
●高速道路上での燃料切れ
高速道路での燃料切れによる停車は、道路交通法第75条の10の「高速自動車国道等運転者遵守事項違反」に該当し、反則金9000円(普通車)の違反点数2点が科せられます。
JAFによると、高速道路での出動要請で一番多い理由は「タイヤのパンク」、その次に多いとされているのが「燃料切れ」です。
高速道路は一般道と違ってガソリンスタンドですぐに給油できるわけではなく、場所によっては100km以上もスタンドが見つからないことも珍しくはありません。そのため、高速道路上で燃料切れになってしまい、非常駐車帯に停車しているクルマも存在しているようです。
運転者は高速道路に進入を走行する前には必ず、燃料・エンジンオイル・冷却水・タイヤ空気圧や溝を確認することが推奨されているため、確認を怠らないように注意しましょう。
●泥はね
道路交通法71条1号では「ぬかるみ又は水たまりを通行するときは、泥よけ器を付け、又は徐行する等して、泥土、汚水等を飛散させて他人に迷惑を及ぼすことがないようにすること。」と定められています。
違反した場合、違反点数はありませんが反則金6000円(普通車)が科せられます。
前方車両の後に続いて走行していると、ぬかるみや水たまりに気付くのが遅れ、歩行者に水や泥を跳ね上げてしまうことが考えられます。
わざとではないにしても、交通違反に問われるため間違っても何もせずに立ち去ってはいけません。
また、水や泥が歩行者に跳ねたことに気付かずに走行してしまうと、ナンバーや車種を特定され、民事処分に繋がる恐れもあります。水たまりを通過する際は必ず減速するように心がけることが必要です。
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