「日本1周は何日掛かる?」 車でひたすら走ったら… 燃料代はどのくらい?
旅は折返し!? 果たして何日間で日本1周出来る?
●4日目(新潟駅 ⇒ 青森 ⇒ 函館)
ここまで運転し続けてきましたが、日本最北端・宗谷岬へ向かうには、各地の港から出発するフェリーで北海道に上陸する必要があります。
今回は、青森県青森市から北海道函館市へ向かう「津軽海峡フェリー」を利用して上陸します。
新潟駅から青森港までは、日本海沿岸の国道7号線を北上し、白神山地を抜けていきます。青森港からは津軽海峡フェリー「ブルーマーメイド」「ブルードルフィン」「ブルーハピネス」などを利用し、函館港を目指します。
この日の走行距離は約450kmですが、クルマでの移動時間は約6時間30分、フェリーでの移動時間は3時間40分となり、合わせると10時間10分に及びました。
●5日目・6日目(函館港 ⇒ 宗谷岬・宗谷岬 ⇒ 函館港)
フェリーで函館港に到着後、いよいよ日本最北端・宗谷岬を目指します。
しかし、北海道の面積は8万3450キロ平方メートルという途方もない広さです。2日目に往復した九州でさえ3万6750キロ平方メートルですので、北海道だけで九州の倍以上の面積があることになります。
函館から宗谷岬までの走行距離は、道央自動車道を経由して約650km、所要時間はなんと約9時間に及びます。往復で約1300km・18時間の道のりは、1日ではとても往復はできません。そのため、宗谷岬に一泊して函館へと戻ることになります。
なお、函館港から札幌駅までの走行距離だけでも320km、所要時間は4時間に及びます。北海道が桁違いの広さを持っていることを実感できる距離と時間です。
●7日目(函館港 ⇒ 日本橋)
6日目に宗谷岬から函館港に戻り、7日目は函館港から本州へ渡るところからスタートします。
津軽海峡フェリーには、「青森-函館」のほかに、「函館-大間」を結ぶルートもあります。太平洋側へのアクセスは、青森県北東部の下北半島にある「大間港」がベストです。
そのため、日本橋へ向かうルートも、函館港から大間港を経由し、八戸自動車道から東北自動車を使う太平洋側を辿ります。
函館港から大間港までは1時間30分と、青森港・函館港の航路の半分以下の時間で到着します。そして、大間港から東京・日本橋までの距離は約810km。所要時間約10時間20分となります。
1日目の日本橋から博多駅の約1100km・13時間に比べて短いこの距離を、ノートとシエンタは一気に走り切り、2台は1週間をかけて、最短距離で東京・日本橋へ戻ってくることができる計算となりました。
ノートとシエンタが実際に走った距離は、7日間の全行程を合わせて5615kmです。では、2台は何度給油をおこない、燃料費にはどれくらいの差が出たのでしょうか。あらためて2台の燃費性能を見比べてみましょう。
結果は、ノートが給油回数5回、燃料代は約2万3800円。シエンタは、給油回数4.5回、燃料代は約2万6515円となりました。
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今回のルートや時間、給油回数、燃料代などは、運転の仕方、乗車人数などによってもことなり、あくまでも机上の数値です。
新型コロナウイルスの影響で不要不急の外出は自粛しなければなりません。そんな家での暇つぶしとして、バーチャルでの日本一周を楽しんでみるのも良いかもしれません。
カタログ燃費で記事書くって
メディアとしてどういうつもり何でしょうか
シミュレーションでもそんな数字で計算しませんよ