まるでイカ釣り漁船 ピカピカの改造車は違反になる? ネオンカスタムは合法なのか

あの有名映画でさらに注目されるカスタム手法に

 アンダーネオンやアンダーLEDのカスタム手法は、約30年前から北米などで流行し始めました。

 その流行をさらに盛り上げたのが、2001年に公開されたカーアクション映画「ワイルドスピード」だといえます。

映画に登場した仕様を再現したトヨタ「スープラ(A80型)」
映画に登場した仕様を再現したトヨタ「スープラ(A80型)」

 ワイルドスピードでは、日産「スカイラインGT-R」や、三菱「ランサーエボリューション」などの多数の国産スポーツカーが登場し、どれもLEDなどでライトアップするカスタムが施されていました。

 ワイルドスピードは、スピンオフ作品も含めて全10作が公開されており、アメリカでは新作が公開されるたびにヒットを記録しています。

 若者を中心として、劇中に登場したカスタムカーのようにライトアップするカスタムが流行したとされています。
 劇中に登場していた日本車の多くは、国内でも人気があるスポーツカーが中心だったため、2000年代には、国産スポーツカーでのカスタム例も多く見られました。

 アンダーネオン、アンダーLEDをはじめとしたカスタムの流行によって、カー用品販売店でもこれらの商品が取り扱われるようになりました。

 その後、スポーツカーに限らず、ミニバンやコンパクトカーでもLEDによるカスタムはひとつのジャンルとして人気を集め、外装だけではなく、車内やインテリアにLEDを施す例もあるようです。

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