特徴的なデザインはどう変わる？

　ホンダは、同社の軽自動車「N-ONE」の新型モデルが2020年秋に発売されることを発表しました。丸いヘッドライトをはじめ、愛嬌のあるデザインを特徴に持つN-ONEは、新型モデルでいったいどのように進化するのでしょうか。

　ホンダは新型N-ONEの発売予告に合わせ、ティザーサイトを公開。新型N-ONEの特徴について、「3つのきほんのかたち」を使ったデザインであることを紹介しています。

　まず、人の瞳のように親しみやすい丸いヘッドライトを採用していること、そして視認性にも優れた四角いリアランプを採用していること、そしてタイヤをボディの隅に配置して安定感を高めた台形フォルムのボディであること。

「丸」「四角」「台形」の3つのデザインモチーフは、初代N-ONEの特徴でもあり、それらが2代目となる新型N-ONEにも受け継がれていると、ホンダは説明します。

　2020年3月時点で、内装デザインや搭載されるエンジンなどについての情報は明らかになっていません。

　なお2012年に発売された初代N-ONEは2020年3月で既に生産終了となっています。

※ ※ ※

　2020年1月に開催された東京オートサロンのホンダブースでは、「N-ONE カフェレーサーコンセプト」というコンセプトカーが展示されていました。

　このモデルは、N-ONEのカスタムモデルという位置づけで、外観は細部を除き初代N-ONEに近いデザインではあったものの、内装は2代目「N-WGN」のインパネに酷似したデザインとなっていました。

　外観のデザインコンセプトが初代と変わっていないということは、今回ホンダが発表した情報とも一致します。

　さらに、これまで初代N-ONEには設定が無かった6速MTも採用されていました。

　2020年秋に発売される新型N-ONEがどのような軽自動車として登場するのか、いまから注目されます。