タイムマシンに憧れる… 「デロリアン」は倒産した会社のクルマだった?
出ては消える「デロリアン復活」の噂
2011年秋に、日本で「デロリアン、EVで復活か?」というニュースが流れました。

ニュースによればDMCの設備などを譲り受けた会社が、米EVベンチャーと協力して「2013年に発売するとした」という内容でしたが、その後のリリースは判然としていません。
では、現在デロリアン復活の真相はどうなっているのでしょうか。国内の株式会社デロリアン・モーター・カンパニーは以下のように話します。
「米国本社の見解として、EVはリリース予定という基本方針に変わりはありません。具体的な時期は未定ですが、国内での予約は受け付けています。なお、ガソリン車については、復活するために米国での法律改正を待っています」
映画のヒットによって世界中にファンを持つものの、販売に結びつく見込みが立ちにくいことが、復活が難航しているようです。
なお、バック・トゥ・ザ・フューチャーの2作目にて、30年後の未来として描かれていたのは2015年です。あの頃描かれた未来から、既に5年近く経過しています。
作中で、科学者ドクは「お金儲けのためにタイムマシンを開発したのではない」といった発言をしていますが、お金儲けができなければタイムマシンさえ復活できない現代に、彼は何を思うのでしょうか。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


















