救急車は個人で買える? 装備充実で車中泊ニーズにマッチする?
救急車ならでは? 車中泊ニーズにマッチ?
救急車は、乗用車に比べて非常に広い室内空間を持っています。
「ストレッチャー」と呼ばれる、患者を車内へ運び入れるための大型のタンカが入るスペースや、救急救命士が救急救命処置を行えるよう、高いルーフを持っています。
ハイエースがベースとなる「ハイメディック」では、成人男性が立っても頭上に余裕がある室内空間を確保。また、救急救命処置に必要な室内灯も付いており、夜でも車内は充分な明るさを保つことができます。
さらに、車内にはコンセントなどの電源も備わっており、電子機器を使うことも可能です。こうした充実した装備も、救急車が中古車として高い価格を付けている原因といえるでしょう。
電源や室内灯などの装備は、車中泊として欠かせない装備であるため、救急車の中古車を購入するユーザーのなかには、救急車をベースにキャンピングカーへ改造する人もいるようです。
救急車と同じ緊急自動車である「消防車」も、中古車として放出されることがあります。そのなかには、日本ではなく海外へ行くクルマもあり、愛知県東海市によれば、アフリカのマラウイ共和国へ消防車が寄贈されたこともあるようです。
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