SUV風な新型軽ワゴン登場! 人気色以外に多彩な色を設定する三菱の狙い
日本の新車市場において約4割を占める軽自動車。三菱は、新たに軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスペース」を発売しました。激戦区となる軽自動車市場に投入される新型モデルとは、どのようなクルマなのでしょうか。
カラフルな三菱の新型軽自動車が発売!
三菱は、新型軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスペース」を2020年3月19日から発売しました。
同車は、力強いSUVテイストの「eKクロス スペース」とスタイリッシュで親しみやすい「eKスペース」という個性的なデザインが特徴の軽自動車です。
使い勝手が良く広々とした快適な室内空間、先進の運転支援技術・予防安全技術を主な特長とする三菱自動車らしさを追求した軽スーパーハイトワゴンとして好評を博しています。
2車種の3月18日時点での受注台数は約5000台となり、当初の月販目標2400台に対して、約2倍となりました。
詳細な受注状況は、販売構成比がeKクロス スペース65%、eKスペース35%となり、2車種ともにホワイトパールが人気色となっています。
eKクロススペースは、新色「サファイヤブルー」と「ナイトシャドーパープル」を含む13色、eKスペースは9色のバリエーションとしています。
豊富なボディカラーを揃えた理由は、軽自動車に求められる要望がこの10年くらいで変わってきていることが背景にあるといいます。
市場調査によると、以前は燃費や経済性を重視するユーザーが多かったといいますが、最近ではボディカラーを重視する人が多くなっていることを受けてのカラーバリエーション展開と、三菱は説明します。
また、メーカーオプション装着比では、先進安全パッケージ(デジタルルームミラー、マルチアラウンドモニター)が60%、先進快適パッケージ(マイパイロット、電動パーキングブレーキ)は45%、運転席側ハンズフリーオートスライドドアが30%という割合でした。
SUV風のeKクロススペースについて、三菱は次のように説明します。
「現在のスーパーハイトワゴンのカテゴリにおいては各社ラインナップがありますが、カスタムといわれるエアロパーツが装着されたクルマと、スタンダードと呼ばれる標準モデルが多くのモデルに用意されています。
SUVを強みとする三菱として、すでに発売されている『デリカD:5』や『eKクロス』と同様に、eKクロススペースにもSUVテイストを取り入れました。
これまではいろいろなデザインのフロントグリルがあったのですが、パッと見たときに三菱車だということをわかってもらうためにも、ダイナミックシールドを取り入れています」
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価格(消費税込)は、eKクロススペースが165万5500円から199万1000円、eKスペースが139万9200円から176万7700円です。
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