日本でお馴染みの車だけど何か違う!? 激レアな海外専用車3選

現在、軽自動車を除くと、日本車は国内だけでなくグローバルで販売されるのが一般的です。一方で、日本では販売されない、海外専用車も存在。そこで、かつて販売していた日本でもお馴染みのクルマをベースにした、海外専用モデルを5車種ピックアップして紹介します。

超ロングセラーなピックアップトラックとは!?

●日産「バッキー」

南アフリカで製造、販売されていた「バッキー」
南アフリカで製造、販売されていた「バッキー」

 日産「サニートラック」は「サニトラ」の愛称で親しまれているピックアップトラックです。

 1970年に2代目「サニー」が発売されると、1971年にはサニートラックも2代目にモデルチェンジされました。そして、1994年に一度もフルモデルチェンジされることなく販売を終了。

 しかし、サニートラックの歴史は終わらず、南アフリカで「BAKKIE(バッキー)」という車名で継続して製造、販売されました。

 エンジンは名機と名高い1.4リッター直列4気筒OHVの「A型」を継続して搭載し、外観のデザインも最終型のサニートラックに近いですが、ハイルーフのキャビンをラインナップしていたのが、国内仕様と異なる点です。

 バッキーは2008年まで販売され、後継の「NP200」にバトンタッチされましたが、サニートラックはじつに37年間もフルモデルチェンジされなかったことになります。

 ちなみに、トランスミッションは国内では採用されなかった5速MTを搭載していたので、これを流用して搭載したいというサニートラック愛好家が多かったといいます。

※ ※ ※

 前出のジプシーはインドで生産されていましたが、ブラジルではいまも先代ジムニーが、現行型のジムニーと併売されています。

 南米の自動車市場はかなり特殊で、メキシコではフォルクスワーゲン「タイプ1(ビートル)」を2003年まで製造しており、一部は独自に進化していました。

 ブラジルの先代ジムニー、独自のデザインとなっているなど、南米にはユニークなモデルが多いです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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