高速道路の一時退出可能時間の延長を国土交通省が発表
国土交通省は2020年3月27日より、高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」の一時退出時間を引き上げると発表しました。
賢い料金の非利用者「もっと時間が増えたら利用する」
国土交通省は、2020年3月13日に高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」の実施時間の延長を発表しました。
日本の高速道路においては、休憩施設同士の間隔が25km以上離れている空白区間が約100区間存在しています。
国土交通省は、この空白区間の半減を目指して、全国23箇所の道の駅を対象に高速道路からの一時退出を可能とする「賢い料金」を実施しています。
そして今回、これまでの実験における「時間が短いため十分な休憩ができない」などの意見を踏まえ、現在実験中の全国23箇所の道の駅を対象に、2020年3月27日の午前0時より一時退出可能時間を現在の1時間から3時間へ引上げることを発表。引き続き、検証がおこなわれます。
実験内容は、ETC2.0搭載車を対象に、高速道路を降りて道の駅に立ち寄り後、3時間以内に高速道路へ再進入した場合、降りずに利用した料金のままとするというものです。
現行の一時退出可能時間についての利用者へのアンケートでは、利用者の約4割、非利用者の約6割が「短い」と回答。
「短い」と回答した人の意見として、「十分な休憩ができない」、「1時間では食事と買い物をするには短すぎる」などがありました。
また、適切な一時退出可能時間を聞いてみたところ、利用者・非利用者とも約8割以上が「3時間以内」と回答しています。
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