新型コロナ予防に「窓開け換気」有効か? バス、電車… 認知率低い密閉空間のリスクとは
公共交通機関での窓開け換気 徹底させるには?
どうしたらいいか。やはり政府や国交省などが「走行中は窓を2cm開ける」などの具体的な指示を出さないと難しいのかもしれません。地下鉄なら雨の心配をしなくていいため、常時開けられることでしょう。

路線バスは、屋根に雨天時も使えるベンチレーターがあるタイプもある。タクシーだってバイザー付きの車両が多いため、雨天時だって開けられます。
そのほか、通行している車両を見ると、デイケアセンターの送迎車なども窓開けは積極的におこなった方が良いです。また、仕事などで複数の人と同じクルマに乗るようなときだって、窓開けは必要。
窓が開かない公共の交通機関は、混んでいたら乗らないというのが最大にして唯一の防御策になります。長距離バスで隣の人が咳をしていたら不安になります。
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残念ながら、窓開けの推奨を呼びかける大手メディアがほとんど無い。未だに公共の交通機関を運行させているのだから、政府もしっかりと呼びかけるべきだと思います。
繰り替えします。窓を2cmでいいから開けるだけで走行中の車両換気はかなり進みます。タクシーに乗ったら必ずすべきです。路線バスや鉄道なども周囲の人に一声掛けて少し開けたらいいと思います。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
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