スゴイ性能だけど主張は控えめ!? 大人のための高性能車5選

高性能車はスペックと同様に、外観でもハイパフォーマンスさを主張する傾向にあります。しかし、性能の割にあまり主張していないモデルも存在。そこで、高性能車ながらちょっと地味めなモデルを5車種ピックアップして紹介します。

派手な外観は気恥ずかしいというオトナのためのクルマたち

 スーパーカーやスポーツカーは高い性能を誇りますが、外観も性能にともなって速さをイメージさせるデザインを採用しています。

速さを内に秘めたハイパフォーマンスカーとは!?
速さを内に秘めたハイパフォーマンスカーとは!?

 しかし、高性能車のなかには比較的おとなしい外観のモデルも存在。そこで、ハイパフォーマンスながら控えめな外観のクルマを、5車種ピックアップして紹介します。

●ホンダ「インテグラタイプR ローウイングタイプリアスポイラー」

スマートな印象の「インテグラタイプR ローウイングタイプリアスポイラー」
スマートな印象の「インテグラタイプR ローウイングタイプリアスポイラー」

 1995年に登場したホンダ3代目「インテグラ」の高性能版である「インテグラタイプR」は、ベースモデルよりも高出力化された専用エンジンや、強化サスペンション、クロスミッションなどを採用する、メーカーチューンドカーです。

 外観で最大の特徴はリアに装着された大型スポイラーで、一見するだけで特別なクルマと認識できました。

 2001年に発売された2代目インテグラタイプRは、220馬力を誇る2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、レカロ製バケットシート、MOMO製ステアリングホイール、チタン色アルミシフトノブ、ブレンボ製フロントブレーキキャリパーなどを備え、当時、「世界最速のFF車」の称号を得ます。

 また、先代と同様にリアに大型スポイラー、各エアロパーツが装着され、見た目にもハイパフォーマンスさがうかがえました。

 一方で、この派手な外観を好まないユーザーも存在したことから、2004年のマイナーチェンジで、ローウイングタイプリアスポイラーを装着したインテグラタイプRが追加されました。

 小ぶりなリアスポイラーによって外観は「インテグラタイプS」に近く、エンブレムを見ないとタイプRと気がつく人は少なかったのではないでしょうか。

 販売台数はかなり少なく、現在、中古車市場でもわずかな台数が流通しているにとどまっています。

●スバル「インプレッサ WRX STI Aライン」

シックな外観の高性能セダン「インプレッサ WRX STI Aライン」
シックな外観の高性能セダン「インプレッサ WRX STI Aライン」

 スバル「インプレッサ WRX STI 」は1994年に発売された、スバルを代表する高性能車です。世界ラリー選手権に出場するために開発され、毎年のように進化し続け、性能を向上していきます。

 そして、2006年にデビューした第2世代の最終型に「インプレッサ WRX STI Aライン」が追加されました。ベースのインプレッサ WRX STIに比べ、大型のスポイラーが装着されないことや、シックなカラーリングをラインナップするなど、大人のための高性能セダンというコンセプトです。

 エンジンは、インプレッサWRX STIと同様の280馬力を発揮する2リッター水平対向4気筒ターボ「EJ20型」を搭載し、トランスミッションは6速MTが組み合わされ、前後の駆動力配分をドライバーが任意に設定できる「DCCD方式AWD」を採用。

 また、走りだけを追求したクルマではなく、アルカンターラと本革を組み合わせた専用スポーツシートや、遮音性を高める厚手のフロアマットやフロントフェンダーのインシュレーターを装備し、ジェントルな高性能車となっていました。

●三菱「ランサーエボリューション GT-A」

AT専用にしてイージードライブも可能な「ランサーエボリューション GT-A」
AT専用にしてイージードライブも可能な「ランサーエボリューション GT-A」

 1992年にデビューした三菱「ランサーエボリューション」は、世界ラリー選手権に出場するためのホモロゲーションモデルとして高性能なエンジンとフルタイム4WDシステムを搭載した、スポーツセダンです。

 2001年に登場した第3世代の「ランサーエボリューションVII」では、最高出力280馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、前後輪の差動制限を電子制御する「ACD(アクティブ・センター・デフ)」を採用するなど、コーナリング性能も進化しました。

 そして、2002年にラインナップされた「ランサーエボリューション GT-A」は、最高出力272馬力の中回転域のトルクを重視したエンジンを搭載し、シティユースを考慮したスポーツモード付き5速AT「INVECS-II」を採用するなど、リラックスしてドライブできるスポーティセダンとしてデビュー。

 専用設計の小型リアスポイラーが装着(大型リアウイング、スポイラーレス仕様も選択可能)され、ボンネットのエアアウトレットやエアインテークも排除。

 一見するとベースの「ランサーセディア」に近い外観ですが、秘めたパワーはランサーエボリューションそのものという、大人のためのモデルでした。

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コメント

3件のコメント

  1. 4ドアで、速い!そこに、ロマンを感じる!2ドアに比べたら、ボディ剛性とか、車重とか、不利な前提があるなかで、敢えてそこに挑戦し、ギリギリで、今出来る精一杯を形にする。そんな気概が、今のメーカーに欠けているような気がする。そんな企業姿勢で、人がワクワクするかね?

  2. 4ドアで、速い!2ドアに比べたら、ボディ剛性とか、車重等、当時それまでの常識に対立するような挑戦だったと思う。

    敢えて、そこに挑む企業姿勢こそ、今のメーカーに欠けているものだと思う。

    • スバル360は体の悪い奥さんを家族同伴で連れ出したいという開発者の思い入れが叶った車だからね。
      当時の軽規格で4人乗りが実現したのは捻り棒サスから得た様々な掘り起こしたヒントでしたね。
      世界が難儀したロータリーエンジンもたった1つのゴムのリングが市販への道筋になったのですね。
      今は咲いてくる花しか摘み取らない業界ばかりですからね、種を撒いたら掘り起こさなければならない宝が大半なのですがビニールハウスで栽培されたような車しかつくれないのは様々な意味で手を汚したくない連中が多すぎるんですよ。