オラオラ系よりほっこり系で癒やされたい! かわいすぎる車5選
かわいさが海外でも人気となった日本車とは!?
●スバル「R-2」
スバルを代表する偉大な軽自動車といえば「スバル360」ですが、その後継車として1969年8月に発売されたのがスバル「R-2」です。
特徴的なスタイルのスバル360と異なり、R-2はオーソドックスな2ボックスタイプのデザインに変わりましたが広くなった室内によって、居住性と実用性は大幅に改善されました。
リアに搭載されたエンジンは360cc空冷2サイクル2気筒がスバル360から踏襲され、出力は30馬力を発揮。後に水冷化されます。
フロントフェイスは空冷エンジンの前期モデルがとくにかわいい印象です。余計な加飾が無く、フロントグリルも無いシンプルさで、丸目のヘッドライトが際立っています。
その後、1972年に発売された次世代モデルの「レックス」と併売されていましたが、軽乗用車はレックスに一本化され、1973年にR-2は販売を終了しました。
12年間販売されていたスバル360に比べ、4年間の販売にとどまったR-2の現存数は少なく、いまとなってはかなりのレア車です。
●日産「フィガロ」
バブル景気のころに大人気となった日産の「パイクカー」シリーズ第3弾として、「フィガロ」は1991年に限定販売されました。
フィガロはクラシカルなデザインのオープンカーで、屋根とリアウインドウ周辺が手動で開閉でき、一見すると2シーターのように見えますが、狭いながらもリアシートを備える4シーターです。
外装だけでなく内装もレトロな書体のタコメーターやアナログ時計、パネルに設置されたトグルスイッチ、CDプレイヤーを備えながら古いクルマのラジオのようなデザインの純正オーディオなど、クラシカルな演出がされています。
フロントフェイスで特徴的なのがヘッドライトまわりのデザインで、まつ毛のようなベゼルが配置され、小ぶりなグリルと相まって、キョトンとしたような表情です。
国内専用モデルとして販売されたフィガロですが、後に中古車が大量にイギリスに渡り、現在も高い人気を誇っています。
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かつては女性ユーザーに向けたクルマというと、かわいいデザインというのが定番でした。
しかし、2018年に発売されたダイハツ「ミラ トコット」は、それまでの「盛る」から「シンプル」へ発想を転換し、従来の「かわいい」というキーワードを強調することをやめ、素の魅力にこだわったといいます。
もはや、かわいいクルマなら女性にウケるという時代ではないのかもしれません。
衝突安全ボディーなど構造上の設計や、エンジンやラジエーターの位置の関係で外見の設計で制約があるのか、単にデザインが無難というか、他車(他社)と似たり寄ったりになってしまっているのか。
商用車なんてフロントマスクを遠くから見て識別できる人は余程の軽商用車マニアかデイーラーくらいのものでしょう。レトロ風と銘打っているのはせいぜい丸ライトとかフロントグリルでしか表現いていませんよね。今じゃ他社との差別化という要素はせいぜい荷室の広さやミッションの機構が違うくらいです。
ダイハツにはミゼットⅡの再販かⅢを出してもらいたいですね。
ラパンあるかなと思ったらなかった…
でも初めて見る車もあり、どれもかわいかったです!