ディズニーランド・USJ休園で高速バスの運行が変更 新型コロナの拡大防止策も進む
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、人気テーマパークの東京ディズニーランド/東京ディズニーシー(千葉県)とユニバーサルスタジオジャパン(大阪府)は、2020年2月29日から3月15日まで臨時休園することを決めました。両テーマパークは高速バスの目的地にもなりますが、運行状況に変化はあるのでしょうか。
感染拡大防止に向けたバス会社の対策も進む
新型コロナウイルスの影響が各地の観光地にも出始めています。人気テーマパークの東京ディズニーランド/東京ディズニーシー(千葉県)とユニバーサルスタジオジャパン(大阪府)は、2020年2月29日から3月15日まで臨時休園することを相次いで発表しました。
両テーマパークは高速バスの目的地となる場合も多いですが、運行会社はどのような対応をとるのでしょうか。
今回の対応は、新型コロナウイルスの国内感染拡大防止が目的です。2020年2月28日現在、東京ディズニーランド/東京ディズニーシーとユニバーサルスタジオジャパンは営業再開日についてともに3月16日を予定しています。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が今後どれほどのペースとなるのか、予断を許さない状況です。
収束の見通しが立たないなか、両テーマパークに向かう高速バスの運行状況についても変化が起きています。
大阪エリアから東京ディズニーランド/東京ディズニーシーへ向かう便などを運行するWILLERの担当者は、2月29日以降の運行スケジュールについて次のように説明します。
「弊社が運行する高速バスについて、臨時休園期間中は東京ディズニーランド/東京ディズニーシーには立ち寄らず、そのひとつ手前となる停留所までの運行となります。
運行計画を元に戻す時期については、東京ディズニーランド/東京ディズニーシーの営業再開時期も鑑みて決定する予定です」
一方、東京エリアからUSJへ向かう高速バスなどを運行する阪急観光バスの担当者は、2月28日夕方時点の取材に対し「現時点で、どのように対応するかは未定となっており、関係各所と調整をおこなっております」と説明します。
各高速バス会社の対応について今後変化する可能性もあり、乗車前に確認をおこなうのが確実です。
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前出のWILLERの担当者は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みについて次のように説明します。
「新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、乗務員の体調管理を徹底することやマスクの着用、大阪で弊社が運営するバスターミナル『WILLERバスターミナル大阪梅田』へのアルコール消毒液の設置などをおこなっています。
また、お客さまにお貸しするブランケットの提供も中止させていただいています」
高速バスは多くの人が密集する交通機関ということもあり、安心して利用できるよう、感染拡大防止に向けて、さまざまな対策が進められています。
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