人気コンパクトカー何が違う? ヤリス・フィット・ノート・アクアを比較!
国内市場で人気の高いコンパクトカー。以前から日産「ノート」やトヨタ「アクア」が人気でしたが、2020年2月にトヨタ「ヤリス」やホンダ「フィット」が登場したことでさらなる激戦化しています。では、この4車種の特徴とはなんなのでしょうか。
最新国産コンパクトカー! ライバル比較!
2019年2月、トヨタ「ヤリス」とホンダ「フィット」の新型モデルが登場しました。これによって国内のコンパクトカー市場は激戦となることが予想されますが、ライバル車とはどのような違いがあるのでしょうか。
ヤリスとフィットの登場まで同ジャンルをけん引していたのは、電動パワートレインのe-POWERを搭載する日産「ノート」と、トヨタ「プリウス」の弟分として人気の高い「アクア」。2019年の登録車販売台数では、ノートが2位、アクアが5位と、トップ10圏内で売れ続けているコンパクトカーです。
では、この4台にはどのような特徴があるのでしょうか。
まず、近年のクルマ選びに欠かせない「安全装備」についてです。一般的に、登場した時期が新しいほど装備が充実しているため、各社の発売開始時期を参考にみていきます。
ノートは、ガソリン車とe-POWER車(Sグレードを除く)に「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「LDW(車線逸脱警報)」が標準装備されているほか、「X ブラックアロー」グレード以上であれば、「インテリジェント クルーズコントロール」や「インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)」が標準装備。
アクアは、登場が2011年となり「G」グレード以上であれば「Toyota Safety Sense」や先行者発信告知機能が標準装備。それ以下ではオプション設定で、インテリジェントクリアランスソナーは全車でオプションとなっています。
ヤリスは最新の「Toyota Safety Sense」が全車で標準装備、これには「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」が含まれているほか、先代「ヴィッツ」ではオプション設定がなかった、「パラノミックビューモニター」がオプションで選択可能です。
フィットは「Honda SENSING」が全車で標準装備(非装備も可)、これには「渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール」や「車線維持支援システム」が含まれているほか、駐車時・出庫時に障害物の存在を知らせてくれる「パーキングセンサーシステム」も装備されています。
そのため、各車の安全装備はアクアがグレードによる差が大きく、ノート、ヤリス、フィットは一部のエントリーモデルを除いて全車で標準装備が充実している結果になりました。
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また、標準装備以外にも、近年ではオプションの充実さで、購入可否が決まるようです。トヨタの販売店スタッフは、次のように話します。
「先日、来店されたお客さまは、ヤリスとフィットを悩んだ結果、『パラノミックビューモニター』がヤリスに設定があったということで、ヤリスを購入されたという人がいました。これは、家族全員が乗るため、駐車に不安のある人でも安心できる機能だったことが大きいようです」
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