人気コンパクトカー何が違う? ヤリス・フィット・ノート・アクアを比較!
燃費や室内寸法、価格の違いは?
クルマを購入する際に気になるのが燃費性能です。ノートとアクアのカタログ燃費は、JC08モードでの表記となります。
ノートは、ガソリン車(23.4km/Lから26.2km/L)、e-POWER車(28.8km/Lから37.2km/L)。アクアはハイブリッド車のみの設定で、34.4km/Lから38.0km/Lです。
一方、ヤリスとフィットのカタログ燃費は、WLTCモードの表記です。ヤリスは、ガソリン車(19.2km/Lから21.6km/L)、ハイブリッド車(30.2km/Lから36.0km/L)となり、フィットのガソリン車は17.0km/Lから20.4km/L、ハイブリッド車が23.2km/Lから29.4km/Lとなります。
また、日常使いの機会が多いコンパクトカーですが、サイズ感にはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれのボディサイズは、ノートが全長4100mm×全幅1695mm×全高1520mm-1525mm。アクアは全長4050mm-4060mm×全幅1695mm-1715mm×全高1455mm-1500mmです。
ヤリスは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mm-1515mm。フィットが全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mm-1565mm(SUV風のクロスターを除く)となります。
ボディサイズでは、コンパクトカーという同ジャンルのクルマということもあり大差はありませんが、ノートやアクア、フィットには、SUVのテイストを盛り込んだモデルがそれぞれ設定されています。
また、ヤリスには、モータースポーツモデルともいえる「GRヤリス」が設定されており、ヤリスが5ドアなのに対してGRヤリスが3ドア、外観デザインが大きく異なるモデルも用意されているなど、各車でそれぞれの個性を出しているのです。
室内サイズでは、ノートが室内長2065mm×室内幅1390mm×室内高1255mm、アクアは室内長2015mm×室内幅1395mm×室内高1175mmとなっています。
一方、ヤリスは室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1190mm、フィットが室内長1955mm×室内幅1445mm×室内高1260mmです。
ホンダは、独自の「センタータンクレイアウト」を採用しているため、室内高と室内幅においてもっとも広く、コンパクトカーながら少しでも広々とした室内空間を実現しています。
最後に、各車の展開グレードや価格の違いは、どうなっているのでしょうか。それぞれのエントリーグレードと最上級グレード(スポーティモデル含む)の、税込み車両本体価格でみていきます。
ノートは、ガソリン車「S」の144万7600円からe-POWER車「MEDALIST FOUR ブラックアロー」の268万9500円となり、スポーツモデルとなる「NISMO S Black Limited」は281万2700円です。
アクアは、ハイブリッド車「L」の181万8300円からスポーティグレード「G“GR SPORT・17インチパッケージ”」の258万1700円です。
一方、ヤリスはガソリン車「X “Bパッケージ”」の139万5000円からハイブリッド車「HYBRID Z」249万3000円となり、GRヤリスは、最上級グレードの「RZ “High performance”」が456万円となります。
フィットは、ガソリン車「BASIC」の155万7600円からハイブリッド車(e:HEV)「LUXE」の253万6600円です。
※ ※ ※
2020年2月時点では、発売間もないヤリスとフィットがさまざまな面で進んでいますが、ノートも2020年末頃にはフルモデルチェンジするという噂もあり、今後もコンパクトカー市場の熱き戦いは続きそうです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。